はじめに
この記事は、Visual Studioを使ってUnityのC#スクリプトを実装し始めた初心者の方を対象としたものです。
本記事で登場するVisual StudioとUnityのバージョンは以下の通りとなります。
- Visual Studio Community 2019 : 16.9.4
- Unity : 2020.3.4f1
導入・設定手順
1. Unity support for Visual Studioのインストール
「Visual Studio インストーラー」を起動します。Unityと一緒にVisual Studioをインストールしている場合は、既にお使いのPCに入っていると思います。
もし、お使いのPCに入っていない場合、ここからインストールできます。
「Visual Studio インストーラー」を起動したら、「変更(M)」を押して、ダウンロードする拡張機能を選択します。
拡張機能の一覧が表示されたら、「Unity によるゲーム開発」にチェックを付けて、「変更(M)」を選択しましょう。
ダウンロード、インストールにはしばらく時間がかかると思うので、気長に待ちましょう。
2. Unityの設定変更
拡張機能のインストールが終わったら、次はUnityの設定を変更しましょう。
「編集」から「環境設定...」を選択し、設定画面を開きましょう。(UIが英語版の場合は、「Edit」から「Preferences...」を選択しましょう)
「外部ツール」の項目を選択すると、一番上に「外部のスクリプトエディター」と書かれたプルダウンがあると思いますので、そこを「Visual Studio Community 2019 [16.9.4]」に変更しましょう。
以上でUnity側の設定は終わりです。これでVisualStudio上からUnityの組み込みクラスを参照できるようになっていると思います。
試しに、VisualStudioでC#のソースコードを開いて、文字を打ってみましょう。ga
と打ったら、gameObject
が出てきていますね!ヤッタ!
以上、VisualStudioとUnityの連携方法(組み込みライブラリの参照)でした。皆様のゲーム制作のお役に立てていればうれしいです。