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IT未経験から3週間でAWS CLFに合格した勉強法と振り返り

Last updated at Posted at 2026-01-23

1. はじめに

本日2026年1月23日、まったくのIT初心者が約3週間の学習でAWS CLF(クラウドプラクティショナー)資格になんとか合格することが出来ました。

この記事では、IT未経験・AWS未経験の状態から、約3週間の学習で
AWS Certified Cloud Practitioner(以下、CLF)に合格した学習内容と振り返りをまとめます。

私はもともとエンジニアとはまったく異なる業界(現場作業員)で働いており、
ネットワークやクラウドに関する知識はゼロの状態からのスタートでした。
「ネットワークとは何か」「IPアドレスとは何か」というレベルから学習を始めています。

これからAWS CLFを受験しようと考えている方、
特にIT未経験・初学者の方にとって、
「このレベルからでも合格できる」という一例として参考になれば幸いです。

なお、本記事は合格体験の共有を目的としており、
最短ルートや唯一の正解を示すものではありません。
あくまで一つの学習事例として読んでいただければと思います。


2. 受験時の前提条件

まず、受験時点での前提条件を整理します。

  • IT業界での実務経験:なし(現場作業員)
  • AWSの利用経験:なし
  • ネットワーク知識:ほぼゼロ
  • 学習期間:3週間
  • 学習時間:
    • 平日:1日あたり約3時間
    • 休日:1日あたり約3時間
    • 寝る前の深夜学習あり

学習時間は決して短くありませんが、
業務や生活の合間を縫って、毎日コンスタントに時間を確保することを意識しました。

また、「最初から完璧に理解しよう」とは考えず、
分からないことが分からない状態でも、とにかく前に進む
という姿勢を意識していました。


3. なぜAWS CLFを受験しようと思ったのか

AWS CLFを受験しようと思った理由は、
将来を見据えて「スキルを軸にしたキャリア」を築きたいと考えたからです。

これまでの仕事では、不規則な勤務や体力的な負荷が大きく、
長期的に同じ働き方を続けることに不安を感じるようになりました。
その中で、年齢や環境に左右されにくいスキルを身につけたいと考えるようになりました。

数あるIT分野の中でAWSを選んだ理由は、
クラウドが今後も成長し続ける分野であること、
そしてAWSが業界標準に近い存在であると感じたからです。

CLFを最初の目標にしたのは、
いきなり難易度の高い資格に挑戦するのではなく、
まずは全体像を理解することを優先したかったためです。


4. 学習全体の流れ(3週間のロードマップ)

3週間の学習は、大きく以下の3段階に分けて進めました。

  1. ネットワークの基礎理解
  2. AWSの全体像を把握
  3. 模擬試験を中心とした試験対策

最初からAWSのサービスを覚えようとすると、
用語や前提知識が多すぎて理解が追いつかないと感じました。
そのため、AWSに入る前にネットワークの基礎を固めることを最優先にしました。

その後、AWSの仕組みや主要サービスをざっくり理解し、
最後はひたすら問題演習を繰り返す、という流れです。

この順番は、結果的にとても良かったと感じています。


5. まず最初にやったこと:ネットワークの基礎理解

学習を始めた当初、
「ネットワークとは何か」「IPアドレスとは何か」
というレベルで完全に立ち止まってしまいました。

CLFはクラウドの資格ですが、
問題文の中にはネットワークに関する用語が頻繁に登場します。
ここを理解せずに進むのは無理だと判断し、
まずはネットワークの基礎書を読むことにしました。

読んだ書籍は以下の2冊です。

  • 『スラスラわかるネットワーク&TCP/IPのきほん 第3版』
  • 『【改訂5版】図解でよくわかる ネットワークの重要用語解説』

どちらも初心者向けで、
図解が多く「なぜそうなるのか」を噛み砕いて説明してくれます。

この段階では、
完璧に理解しようとせず、言葉に慣れることを意識しました。
詳細を読み進めるのではなく、太字だけをスラスラ読み進めるイメージで1周読み、そのあとに本文もしっかり読む2周目に突入します。
最初に「聞いたことがある」「何となくイメージできる」
という状態を作るだけでも、後の学習がかなり楽になります。


6. AWSの全体像をつかむためにやったこと

ネットワークの基礎を一通り押さえた後、
AWSそのものの理解に進みました。

まず読んだのが、以下の書籍です。

  • 『AWS1年生 クラウドのしくみ 図解でわかる!会話でまなべる!』

この本は、AWSの主要サービスや考え方を
ストーリー形式で説明してくれるため、
「AWSとは何をするためのサービスなのか」が非常に分かりやすかったです。
未経験者で、AWSを学習したい人には、めっちゃおすすめです。

その後、AWS公式が提供している初心者向けの無料ハンズオンを
4つほど、見よう見まねで実施しました。

正直、最初は「何をやっているのか分からない」状態でしたが、
実際に画面を触ることで、
「AWSはこういう操作感なのか」というイメージが掴めました。

この段階で意識していたのは、
細かい設定を覚えることよりも、全体の流れを理解することです。
ここでAWSに対する心理的なハードルがかなり下がりました。

7. 試験対策の中心:模擬試験の回し方

AWSの全体像をある程度理解した後は、
ひたすら模擬試験を解くフェーズに入りました。

使用したのは、Udemyの
「【CLF-C02版】AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分)」です。

正直に言うと、最初に解いた模擬試験は全く歯が立ちませんでした。
6回分すべてで不合格。
問題文を読んでも、選択肢の単語が分からず、
「消去法すら使えない」という状態でした。

ただ、この段階で点数を気にするのはやめました。
模擬試験は合否判定ではなく、
「分からないことを洗い出すための道具」だと割り切ったからです。


8. 間違えた問題への向き合い方(ChatGPTの活用)

模擬試験で間違えた問題については、
そのまま解説を読むだけでは理解できないことが多くありました。

特にきつかったのが、
「用語の解説文に、さらに分からない用語が出てくる」
という状態が延々と続くことです。

そこで私は、間違えた問題をChatGPTに投げて、
「中学生でも分かるように説明してください」
「たとえ話を使って説明してください」
といった形で、理解できるまで質問を繰り返しました。

一度で理解できなくても問題ありません。
分からなければ、表現を変えてもう一度聞く。
それを繰り返すことで、
「言葉として覚える」のではなく
「意味として理解する」感覚が少しずつ身についていきました。


9. 何度も不合格を繰り返して気づいたこと

模擬試験を繰り返していると、
「理解したつもりなのに、次の模試ではまた不合格」
という状況が何度も起こりました。

このときは正直、かなり精神的にきつかったです。
ただ、ある時から点数が少しずつ安定し始めました。

今振り返ると、これは
知識が線ではなく点で存在していた状態から、
少しずつつながり始めたタイミング
だったのだと思います。

CLFの学習では、
「突然わかるようになる瞬間」が来るというより、
「慣れてくる」感覚に近いと感じました。

不合格が続いても、それは失敗ではなく、
単に慣れていないだけだと割り切ることが大切だと思います。


10. 試験当日の所感

当日は試験会場での受験を選択しました。
試験形式や操作自体は、事前に模擬試験で慣れていたため、
大きな戸惑いはありませんでした。

問題の難易度については、
模擬試験と同程度、もしくはやや易しく感じました。
これは、模擬試験を繰り返したことで
問題文の読み方に慣れていた影響が大きいと思います。

試験終了後に画面に「合格」と表示されたときは、
ようやくスタートラインに立てたような気持ちになりました。


11. これからCLFを受ける人へのアドバイス

これからCLFを受験する方に伝えたいことは、
「最初から完璧に理解しようとしなくていい」という点です。

特にIT未経験の場合、
分からない用語が次から次へと出てくるのは当たり前です。
分からない状態に慣れること自体が、学習の一部だと思います。

また、ネットワークの基礎を先に押さえておくと、
AWSの理解がかなりスムーズになります。
遠回りに見えて、結果的には近道でした。

そして、模擬試験は
「合格判定」ではなく「弱点発見ツール」として使うのがおすすめです。

その上で、ChatGPTやGeminiなどの対話型AIの活用も強くおすすめします。


12. まとめと今後について

IT未経験・AWS未経験の状態からでも、
3週間しっかり時間を確保し、正しい順序で学習すれば
AWS CLFには十分合格できると感じました。

今回の学習を通して、
分からないことに向き合い続ける姿勢や、
自分なりの理解方法を見つけることの大切さを学びました。

今後は、3月に受験予定のAWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA)を
次の目標として、引き続き学習を続けていく予定です。

本記事が、これからAWS CLFに挑戦するIT初心者の方の
一つの参考例になれば幸いです。

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