はじめに
はじめまして。私はITエンジニア歴10年目を迎えるアラサーです。
業界的には10年もいるとなかなか様々な経験が増えてきます。そんな私の経験談についてまとめていこうかと思います。
皆様、お付き合いくださいませ……。
経歴
まず軽い自己紹介から……。
最近は増えてきていますが、まだまだ少数な女性エンジニアであります。基本的には業界として、男性が多いのが現状だと思います。ここまで続けるのには紆余曲折ありましたが、何とか約10年エンジニアを続けてきました。
1社目
8年ほど地方のIT企業でSEとして、勤務しておりました。そこでは、社内開発や客先常駐を経験しました。会社内外で作業経験を積むことができたので、技術者としてはなかなか良い経験ができたと思っております。
客先常駐では、常にお客様がいる中での作業となるため、正直気を抜くことができませんでしたし、基本的には残業が許されない環境だったため、納期の厳しさを身をもって感じることができました。また、会議室の使用時間なども予定している時間内で行わなければならず、そういったところに関しても仕事に対してメリハリがありました。
しかし、社内開発を行っていた時は勝手がかなり違いました。まず、残業が増えました。会議が長引いて作業の手を止めざるを得ない状況になったり、他の雑務を回されて作業が滞るようになったりしました。自社の社員のみで開発を行っていたため、お客様との関わりは週1回の会議しかありませんでした。お客様からのレビューなどはメールで行っていましたが、口頭で確認するとなるとどうしても時間が足りず、会議が長引きました。そのような状況では、作業が予定通り進まず、残業でカバーするしかありませんでした。工数を管理しているはずなのに、予定外の作業や会議などでリスケが必要になることが多くありました。心象としては、時間にルーズだったなと今思えばといったところですね。会社によるとは思いますが、少なくともその当時所属していた会社では良くない特色があったと思いました。
2社目
その後、社内開発を通して学んだことから、心機一転SESとして働くようになりました。初めの会社ではどうしても営業の方と合わずに辞めてしまいましたが、初めてSESとして作業を経験することができました。基本的にお客様と二人三脚で開発を行っていくのは、難しくもありながら楽しさも感じておりました。今まで積み重ねてきた経験が生かせた、実体験だと感じています。例えば、手順等は違うかもしれませんがテストを行う際には「どのような観点で行うと良いか」、「すべてのテストパターンを網羅するにはどこまでをテスト範囲とするか」などの考え方がすぐに浮かんでくるのは本当に助かりました。技術部分は何とか自分で学んだりすることでカバーすることはできましたが、お客様との関係性を築くうえで、担当営業はとても欠かせない人物だと思い知りました。
SESを行う会社として、技術者と営業のマッチングというのは本当に大事なのだと感じました。営業の方も一人で何人も受け持っているため、一人ひとりに割ける時間は限られたものだというのは認識していましたが、その時間の中でいかに技術者との信頼関係を築けるかは案件を進める中で必要になると思います。
まとめ
SESとしてはまだまだ未熟ですが、社内SEとして働いていた時よりも自分が生産しているという意識が強くなりました。社内SEとして働いていた時は、自分で利益を生み出すというより会社が利益を上げるために働いているという意識しかなかったと思います。自分の体験を振り返ると技術的な面よりも、人間関係や環境の方が個人的には重要視しているのだと感じました。
技術は自分の頑張り次第でカバーはできると思っていますが、会社の環境や人間関係というのはなかなかすぐに改善できるものではないと思います。一度不信感を抱くと仕事にも少なからず影響を及ぼします。
生き生きと仕事ができる環境を整えることはとても大事なことです。ITエンジニアとして、どのような環境が自分に適しているのか一度振り返ってみるのもよいと思います。自分の身体が資本です。心身がつらいと仕事の効率は確実に落ちます。約10年、ITエンジニアを経験して、自分を大事にできるのは自分しかいないということを身に染みて理解しました。
今回こちらの記事を作成するにあたって技術的な経験談をまとめようと考えておりましたが、失敗談というのでしょうか、自分が置かれた環境が合わなかったという経験をまとめさせていただきました。この記事を読んで、少しでも自分を労わる時間を持ってもらえるといいなと思っております。
今本当にしんどかったり、辛いという気持ちを持っているなら、環境を変えるために一歩踏み出してみてください。一歩が遅れてしまうとその状態が長引き、本当にしんどいです。
どうか皆様は自分自身の心や体に耳を傾け、今の働き方や環境に満足できているか考えてみてください。
一人ひとりが自分を大切にして、ITエンジニアという職種の方が穏やかに、生き生きと働けることを願います。