##はじめに
私は情報理工系の大学4回生です。
今回は父の誕生日にゲームを作ってプレゼントしようと思い、勉強がてらゲームエンジンなしでゲームを作りました。
#本記事のターゲット
本記事はゲームエンジンを使わずにゲームを開発する勉強がしたいけど何からしていいかわからない学生に向けた記事です。というかこちらの本を読んでみたらいいよという記事です。
詳しい技術的な話はしません。
自分と同じようにC++でゲーム開発の勉強がしたい方の参考になれば幸いです。
以下がゲームを作る前の自分の状態です。
・C++の入門書はやったことがない
・授業でC言語の勉強を1年半した
・Unityの猫本を一周した
・エンジニアアルバイトでPHPを使用している
・オブジェクト指向わかる
##どんなゲームを作ったの?
マリオの絵を父のドット絵に変えただけのゲームです。
##開発環境
OS:Windows10
IDE:Visual Studio2019
言語:C++
グラフィックライブラリ:OpenGL
サウンドエフェクトエンジン:FMOD
##参考書
ゲームプログラミングC++
##ゲームを作れるようになるまで
私は参考書の1,2,3,5,7,10章を読んで、サンプルコードを写経して勉強しました。2Dゲームを作りたいのであればこれで十分かと思います。
下記が各章の簡単な紹介です。
1、2章:ゲームの基礎的なロジック
3章:ゲーム開発で必要なベクトルと基礎的な物理
5章:OpenGLでゲーム画面を描画する方法
7章:サウンドをゲームに組み込む方法
10章:当たり判定
上記の章では簡単なピンポンゲームと、シューティングゲームを作ります。マリオライクなゲームの作り方は書いてはないですが、ゲームのプログラムがどのようにして動いているのか、しっかり学べるのでここまでやれば自分の作りたい2Dゲームはある程度作れると思います。
私は5ヶ月程度の父の誕生日プレゼントのゲームを作ることができました。モチベが続かなかったので、5ヶ月もかかってしまいました。ゲームを父にプレイしてもらうと、とても喜んでくれたのでゲームっていいなって改めて思いました。
今まで1からゲームを作ったことがなかったので、この本を読んだだけでマリオライクなゲームを作れて感動しました。本当にこの本に感謝です。
C++でのゲーム開発の勉強したいけど、何から初めていいかわからない学生の方は、まずゲームプログラミングC++を読んでみることをおすすめします!