はじめに
私は、現職は4社目になります。
以下のような転職歴です。
期間 | どんな会社 | 内容 |
---|---|---|
2000-2002 | 大手電気メーカー | エンジニアとして新卒で入社 |
2002-2007 | インターネットカンパニー | WEBエンジニアとして転職 |
2007-2024 | インターネットカンパニー | WEBエンジニアとして転職 当時は日本語でOKだったが、今は英語必須 |
2024- | SIer | テスト自動化スペシャリストとして転職 |
4社目への転職活動のきっかけ
3社目では、前半はエンジニアとして活動していました。
主に社内でアプリケーション開発・運用を独自で学習してスキルを伸ばしてきました。
社内の勉強会などもある程度揃っていたため、社内で閉じて成長してきたこともありました。
転機は、社内で異動により、ロールがアプリケーションエンジニアからテストエンジニアになった時に訪れました。
アプリケーションエンジニアとして、ある程度テストに関して知識はありましたが、とはいえこれまで経験したことのないロールなので、ゼロから学び直しを決意しました。
そのスキルを獲得するためにやったこととして、以下のことです
- 外部の勉強会に積極的に参加
- 同じロールの人たちとの繋がり
- 社内に持ち帰り、成果を出したら外で共有する
このような活動を行うことで、自分のテストエンジニアとしての知名度が上がったおかげなのか、エンジニアのハンティング会社に目がかかりました。(T社)
2017年のことでした。
先方からは、ラフでもいいので会えないかと連絡があったので、担当者と会いました。
これが、今思えば転職のきっかけとなったのかもしれません。
T社の担当と会って
T社の担当と会って、以下のようなことを話しました
- いろんな企業を知ること
- テストエンジニア市場の現状・需要・求められるスキル
- スキルの棚卸し
- 自身のエンジニア価値、ポテンシャル
当時は全く転職を考えていませんでしたが、紹介していただいた会社にカジュアル面談(当時は直接面接です コロナ禍前でしたので)しました。
紹介していただいた会社は、自分が知っていた会社もあれば、全く知らない会社もありました。
実際にカジュアル面談することで、自分のスキルを求めている新たな会社と会うことができました。
また、面談してくれた人とは今でもお付き合いしている人もいます。
T社からは年に1〜2社のペースで紹介していただいたので、当時の会社で働くにあたって、全く負担にならない程度で、将来の可能性を広げることができました。
また、ここをきっかけにスキルの棚卸し、レジメ作成を行い、自分のスキル、会社や業界へのアウトプットを整理することができました。
今となっては、T社を通して転職はしなかったですが、いろいろなことを学ぶことができ、本格的に転職活動する時に負担にならない経験にもなりました。
B社のエントリー
コロナ禍が収束するころまでT社とは定期的にお話ししていました。
そして、自分のスキルの棚卸しは定期的にアップデートされてました。
2022年、何かのきっかけで、せっかくなのでとB社の会員登録を行いました。
最新版のレジメがあったので、かんたんに登録できるということも、一つのきっかけでした。
すると、毎日のようにスカウトのメールがきました。
最初は、自分のスキルが求められていると感じてましたが、T社の時に比べると、単にウザく感じてきましたw
しかも、転職エージェントも多く、本当にあったスキル・希望の会社を紹介しているとは思えませんでした。
全てのエージェントを否定するものではないですが、採用活動でエージェントの成果報酬のことも知っていたため、ほぼ疑っていました。
そのため、2023年夏頃まで、こんな企業からお誘いくるのね〜程度で見て、オファー内容を見る程度になりました。
友人の活躍を見る
2023年、東京ゲームショーで友人と話をする機会がありました。
友人は、異動?転籍?で、ゲーム業界の会社にも籍を持ち、ゲーム好きでもある彼らは活き活きとしていていました。
その様子を見て、改めて自分は今の会社で、活き活きしているのかを再考することになりました。
このままでは、自分の人生がつまらなくなるなと感じて、改めて、B社の活動を活性化させました。
ただ、レジメは定期的に最新化してたり、外での活動も継続していることもあったため、すぐにいい企業からのオファーがきました。
また、自分のスキルを求めている企業、オファーのランクを大体把握していたため、絞り込みがしやすかった。
転職の決意
現職の会社とは4回面接がありました
1st : カジュアル面談で、会社紹介と自分からの質問への回答
2nd : 執行役員とのカジュアル面談で、自分の合うロールに関して説明を受ける
3rd : 社長とカジュアル面談で、自分に求めていることを説明受ける
4th : 社長と直接面談で、オファー内容を説明受ける
自分の外での活動が知られていたためか、よくあるような採用面接は全くありませんでしたw(なぜ、この会社を選んだのか? とか)
むしろ、先方から入社してやってほしいことの説明。
最後に社長から、「ぜひ来てください。テスト自動化で活躍してほしい」と、シンプルで自分にとって刺さる内容でしたため、決意しました。
転職する人たちへ
自分の経験から、転職する人たちへやっておくといいことをお伝えしたいと思います
- 定期的に自分のスキルを棚卸し、書き出す(転職サイト使うといいと思う)
- 勉強会、セミナーなどで外でも活躍する
- 知らない会社をカジュアル面談などで知る
- 妥協しない。自分にとって刺さる会社が来るまで時間をかける(短期決戦はやめた方がいい)