Windows10-Home にて Docker と VirtualBox を共存させるために Hyper-V を無効化しました。
ここに経過と手順を残します。
要点
・Docker を使うと Hyper-V が有効になり VirtualBox が正常に動かなくなる(ことがある)
・Win10-Home であっても Hyper-V は使える。
---- ただし「Windowsの機能」からは設定変更できない
---- コマンドラインから設定できる
・本来は VirtualBox の 6 以降は Hyper-V と共存できるというはなしもある。
・(Hyper-Vの切り替えはBIOS/UEFIには無いみたい)
環境
Win10-Home
VirtualBox 6.1
※Win10 上には Linuxシェル(WSL2)導入済み
紛らわしいですがVirtualBoxとWindows Subsystem for Linux (たぶんWSL2です)
両方使ってる環境
他のバージョンは割愛
症状と経過
VirtualBoxでUbuntu20.04を使ってました。
その後、新たにホストOS側(つまりWin10のほう)に Docker を導入しました。
→ VirtualBox 上の Ubuntu20.04 の挙動がおかしくなる。
(端末でmakeとか操作するとOSが落ちるとかそんなん。詳しくはwasureta)
「そういえば『Docker いれると Hyper-V が有効化される』と聞いた覚えが......」
とにかくHyper-Vを無効化 → VirtualBoxのUbuntu20.04は再び安定しましたとさ。
注意事項
「Win10-Home では Hyper-V は使えない(?)」という誤情報(?)が見つかります。
おそらく WSL との兼ね合いから Win10-Home でも Hyper-V が使えるように 後から変わったのだと思います。
(※WSLを有効化したからHyper-Vが使えるようになったという可能性もある。)
ただし、2020年10月現在、GUI からは Hyper-V の設定できませんでした。
↑ このように Win10-Pro では Hyper-V チェックボックスが出現しますが、 Win10-Home では出現しないようです。
したがってコマンドラインから設定する必要がある。
Hyper-V を off るコマンド
bcdedit /set hypervisorlaunchtype off
再起動
UEFI に Hyper-V 設定欄なかったっけ
昔はBIOSとかUEFIで有効/無効を切り替えてた気がする。勘違いでしょうか。