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【非エンジニア】LaravelもSQLも知らないWebデザイナーがClaude Codeと2ヶ月でSaaSをリリースした話

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Last updated at Posted at 2026-04-15

🟨 この記事はClaude Code(AI)と2ヶ月で開発した日本初のWebサイト校正ツール「fuSen」の開発ブログです。登録不要でデモを試せます → https://app.fusen.cloud/demo

第一話:FAXから始まった、終わらない戦い

Webの仕事を始めて、もうずいぶん経つ。

その間ずっと、同じ問題と戦い続けている。クライアントからの修正指示が、うまく伝わらない。


FAX、という時代があった

大昔の話をしよう。

Webサイトの修正確認は、プリントアウトから始まっていた。制作したページを紙に印刷して、クライアントに送る。クライアントは赤ペンで修正箇所に丸をつけて、メモを書き込んで、それをFAXで返してくる。

受け取った紙を見ながら、「この矢印はどこを指してるんだろう」と首をかしげる。文字が潰れていて読めない。電話で確認する。また修正する。また送る。

これが現実だった。そしてこの構造——「伝えたいことが正確に伝わらない」という本質的な問題は、ツールが進化しても、驚くほど変わっていない。


令和になっても、本質は同じ

FAXがなくなっても、やっていることは変わらなかった。

Webサイトを紙に印刷して、赤ペンで修正を書き込む。ここまではFAX時代と同じだ。違うのは、それをスマホのカメラで撮影して、LINEで送ってくること。

令和である。

Adobe AcrobatのPDFコメント機能を使ってくれるクライアントは最先端笑 現実は、印刷→赤入れ→スマホ撮影→LINEだ。しかも修正テキストも手書きで書いてある。「ここの文字をこれに変更」と走り書きされた文字を解読して、自分でキーボードで打ち直す。今ならスマホOCRで読んでくれるが、当時そんな便利なものはなかった。

画像は斜めに傾いていることもある。ペンがかすれて読めないこともある。それでも「たぶんこう書いてあるんだろう」と推理しながら修正を進める日々だった。

この「伝言ゲーム」は、ツールが進化しても、本質的には解消されていなかった。


Markupとの出会い

そんな状況に嫌気が差していた頃、Markupというツールを知った。

WebサイトのURLを入力すると、実際のサイト上にコメントを貼り付けられる。「このボタンの色を変えて」と、ボタンの上に直接コメントを置ける。スクリーンショットも赤ペンも不要。これだ、と思った。

実際、使い始めてから確認フローはかなりスムーズになった。制作側としては画期的だった。

ただ、問題が二つあった。


Markupの限界——値上げと、UXの壁

一つ目は、無料プランの廃止と値上げだ。

気づけば無料プランがなくなり、月80ドルになっていた。円安が進むなか、これは痛い。80ドルが1万円を超える水準になってくると、「便利だけど、この金額を毎月払い続けるか」という判断になる。泣く泣く解約を検討するWeb制作者が、日本中にいたはずだ。

二つ目は、クライアント側のUXだ。

Markupは優れたツールだけど、英語ベースで、UIが日本人には少しわかりにくい。制作側の自分は慣れればいいが、問題はクライアントだ。「これ使って確認してください」とURLを送っても、使い方がわからないと連絡が来る。

結果、何をしたか。

Markupの使い方を説明するために、Markupの画面をスクリーンショットして、そこに赤でコメントを入れて、マニュアルを作った。

校正ツールを使うために、マニュアルを作るという、なんだかなぁ、という気持ち、、、、


「じゃあ、自分で作ればいい」

ここまで来て、ようやく思った。

必要なのは、こういうツールだ。

  • 日本語で、日本のクライアントが直感的に使える
  • サイト上に直接、付箋を貼るように指示できる
  • 制作会社もクライアントも、同じ画面を見ながら話せる
  • 月80ドルじゃなく、日本の中小制作会社が継続して払える価格

探したけど、ちょうどいいものがなかった。海外製ツールはUXが合わない。国内製はどれもPDFか画像対応のみで、ライブサイトにコメントできるツールが1つもない。

だったら作ればいい。

Webディレクター兼デザイナーとして現場を長年見てきた自分が、「現場が本当に使えるもの」を作る。コードはほぼ書けない状態だったが、今はAIという強力な相棒がいる。

こうして、fuSenの開発が始まった。


次回:コードが書けないWebディレクターが、どうやってLaravelでSaaSを作り始めたのか。Claude Codeとの出会い。


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