🟨 この記事はClaude Code(AI)と2ヶ月で開発した日本初のWebサイト校正ツール「fuSen」の開発ブログです。登録不要でデモを試せます → https://app.fusen.cloud/demo
第五話:Claudeがブラウザを自動操作し始めた日
開発中、一番驚いた瞬間がある。
それは、ブラウザ画面が勝手に動き始めたときだ。
ハッキングされたかと思った
Google Authenticatorの設定をしていたときのことだ。
Claude Codeに作業を依頼していたら、突然ブラウザの画面が動き始めた。
セレクトボックスが選択される。チェックボックスにチェックが入る。ボタンがクリックされる。フォームに文字が入力される。
誰も触っていないのに、画面が次々と操作されていく。
「え、なに???」
一瞬、本気でハッキングされたかと思った笑
でも違った。Claude CodeがMCPというしくみを使って、ブラウザを自動操作していたのだ。
AIがブラウザを操作するとはどういうことか
MCPとは、Model Context Protocolの略で、AIが外部のツールやサービスを操作できるようにするしくみだ。
コードを書くだけじゃない。ブラウザを開いて、実際にサイトにアクセスして、人間がやるような操作を自動でやってくれる。
自分の場合、Google Authenticatorの設定という、複数のステップが必要な作業を、Claudeが全部やってくれた。
「次はここをクリックして」「このフォームに入力して」と自分が一つひとつ指示しなくていい。Claudeが状況を判断しながら、必要な操作を順番にやっていく。
これはコードを書くのとは全然違う話だ。
AIが「考えながら動く」のを、リアルタイムで目の前で見た瞬間だった。
「相棒」という感覚が生まれた
その瞬間から、Claudeへの認識が変わった。
それまでは「質問に答えてくれるツール」「コードを書いてくれるツール」という感覚だった。
でも画面が勝手に動くのを見て、初めて「一緒に作業している」という感覚になった。
指示を出して、待って、結果を確認する。そういう一方通行じゃなくて、Claudeが自分で判断して、自分で動いて、作業を進めていく。
Webディレクターとして20年、いろんな人と仕事をしてきた。でも「AIと一緒に仕事している」という感覚は、そのときが初めてだった。
ハッキングされたかと思って焦ったあの瞬間が、自分にとって「相棒」という感覚が生まれた瞬間でもあった。
fuSen開発でも何度も助けられた
このMCPの機能には、fuSenの開発でも何度も助けられた。
動作確認のためにブラウザでサイトにアクセスして、実際に操作して確認する。本来なら自分が手動でやらないといけない作業を、Claudeが代わりにやってくれる。
「ここが動いているか確認して」と伝えると、Claudeが実際にブラウザでサイトを開いて、ピンを刺して、コメントを打って、動作を確認してくれる。
コードが書けない自分にとって、これは本当に心強かった。
AIが「考えるだけ」の存在から、「一緒に動く」存在になった。
それがfuSen開発の2ヶ月間で、自分が一番驚いた発見だった。
次回:AIを使いこなすのに一番大事なスキルは何か。2ヶ月の開発を経て気づいた、意外な答え。
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