はじめに
現在、AWSSAAの学習をしております。
DBに関する問題が出題されるのですが、特徴がごっちゃになりがちなので備忘録としてアウトプットします。
それぞれのDBの特徴
※AWSSAAの問題集に載っているもののみに抜粋しております。
RDS | DynamoDB | ElastiCache | Redshift | |
---|---|---|---|---|
概要 | リレーショナルデータベース | 高速なNoSQL | インメモリデータストア | ペタバイト規模に拡張できるデータウェアハウス |
特徴 | ・管理が簡単 ・高いスケーラビリティ ・可用性と耐久性 ・高速 ・セキュア ・安価 |
・連続した高速なデータ蓄積 ・大規模 ・サーバー管理が不要 ・スケールに応じたパフォーマンス ・整合性モデルを採用 |
・メモリをストレージとする最も高速なアクセス ・フルマネージド型 ・スケーラブル |
・複雑なSQLを並列処理で高速に処理**(列検索)** ・利用可能なクラウドデータウェアハウスの中で最も高速 ・大量のデータを短時間で読み出し・分析することが可能 |
データ量 | 小~大 | 特大(無制限) 自動的にスケールアップ/ダウン |
小~中 | 特大(無制限) サイジングと拡張操作が必要 |
アクセス速度 | 中 | 高速 | 超高速 | 高速 |
トランザクション処理 | 可能 | - | - | - |
※トランザクション処理とは、「商品を渡して、代金を受け取る」のように「ここからここまでワンセット」になっている処理のこと
詳しくはこちら
Amazon Auroraの特徴
Amazon Auroraについて
- AWSが提供するデータベースエンジン
- 高度なMulti-AZ構成/自動復旧による高可用性/大容量ストレージのサポートを提供
- 他のRDSと比較して高いスループットを提供
「Aurora」と「RDS for MySQL」との比較
特徴 | Aurora | RDS for MySQL |
---|---|---|
Multi-AZ構成 | 3つのAZに2つずつのレプリケーションを構成 ※明示的にMulti-AZを指定しなくても自動構成する |
2つのAZを使用 |
データベースストレージサイズ | 最大64TiB | 最大32TiB |
最大リードレプリカ数 | 最大15 | 最大5 |
レプリケーションタイプ | 非同期的(ミリ秒単位) | Multi-AZ構成:同期 リードレプリカ:非同期 |
リードレプリカのフェイルオーバーターゲットとして機能 | はい(データ損失なし) | はい(数分間データ損失の可能性) |
自動フェイルオーバー | はい | いいえ |
それぞれのDBの用途
データベースのタイプ | ユースケース | AWSのサービス |
---|---|---|
リレーショナル | ・従来のアプリケーション ・ERP ・CRM ・eコマース |
・Amazon Aurora ・Amazon RDS ・Amazon RedShift |
キー値 | ・トラフィックの多いウェブアプリ ・eコマースシステム ・ゲームアプリケーション |
・Amazon DynamoDB |
インメモリ | ・キャッシュ ・セッション管理 ・一時データ保存 ・キューイング |
・Amazon ElastiCache for Memcached ・Amazon ElastiCache for Redis |
ドキュメント | ・コンテンツ管理 ・カタログ ・ユーザープロファイル |
・Amazon DocumentDB(MongoDB互換) |
ワイドカラム | ・高スケールの業界アプリ ・ログファイルのエントリ ・チャットアプリケーションのメッセージ履歴 ・大量の時系列データ |
・Amazon Keyspaces |
グラフ | ・不正検出 ・ソーシャルネットワーク ・レコメンデーションエンジン |
Amazon Neptune |
時系列 | ・IoTアプリケーション ・DevOps ・アプリケーションのモニタリング |
Amazon Timestream |
台帳 | ・記録システム ・サプライチェーン ・銀行トランザクション |
Amazon QLDB |
参考
データベースサービス
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