はじめに
皆さん、こんにちは!
この記事では、第2回目として2025年5月19~22日にシアトルで実施されたMicrosoft Build 2025での発表内容に関して、いくつかピックアップして現地の写真とともにお届けしたいと思います。
目次
- 現地参加する際のTips編
- Microsoft Build発表内容のまとめ << 今回はこちら
Microsoft Buildとは
Microsoft Buildは、世界中の開発者とMicrosoftがつながるための主要なイベントです。
日程
2025年5月19日(月)~22日(木)
Day0として、5月18日に事前にバッジを受け取ることができます
会場
Seattle Convention Center, Arch at 705 & 800 Pike Street, Seattle
セッションの種類(Keynote、Breakout、Labなど)
Session Type | 説明 |
---|---|
KeyNote | 全体方針や最新技術を紹介する基調講演 |
Breakout | 特定技術や製品を深掘りする講義形式 |
Lab | 実際に手を動かして学ぶハンズオン(会場のみで、事前予約必須) |
Open Hub | パートナー企業やMicrosoftのエキスパートと交流・質問できる場(会場のみ) |
Demo | 製品や技術のその場での実演を通じた紹介 |
Community | 開発者同士の交流や事例共有の場(会場のみ) |
Interview | 専門家やリーダーとの対談形式セッション |
Pre-recorded | 事前収録されたオンデマンド形式の講演 |
KeyNote発表内容のピックアップ
NL web / Open agentic web
- AIエージェントがユーザーや組織に代わってタスクを実行
- 自然な対話ができるWebインターフェースの作成が可能に
SRE agent / GitHub copilot coding agent / GitHub copilot model
- サードパーティーツールとも統合可能で、インシデント対応を迅速化
- GitHub上で最先端のAIモデルを利用可能
Entra Agent ID / 信頼できるAI
- エージェントごとにEntra上でIDが付与され、アクセス制御や認証を適用可能
- PurviewやDefender for Cloudも対応可能となり、安心して本番投入可能なAIを構築できる
Copilot tuning / AI foundry agent service / Grok in AI foundry
- 自社データを使って簡単にモデルをチューニングできる(自分たちのスタイルや専門用語に合わせられる)
- 本番対応のAIエージェントをノーコード・ローコードで構築、運用可能
他にもFoundry Observability、Teams AI Library、Microsoft Discoveryなど新しく発表されたサービスや機能が盛りだくさんでした。
参加したセッション(抜粋)
- Breakout(講義形式)
-
How Microsoft Developers Use AI in Real-world Coding
-
Solving the Unsolvable Advanced Agentic AI Models in Azure AI Foundry
-
Scott and Mark Learn to ...LIVE
-
- Labs(ハンズオン)
-
Evaluate and improve the quality and safety of your AI applications
-
Ethical Hacking with AKS; Hands-on Attack and Defense Strategies
-
終わりに
イベント全体でAI(特にAI Agent)というキーワードを何度も耳にし、これからはAIが業務をサポートするのではなく、人間と同じようにチームメンバーとしてタスクをこなしてくれる未来が訪れることを実感できました。
技術の発展とそれに伴うよりセキュアな環境を構築する必要性を感じましたし、何よりも今後のエンジニアとしてモチベーションにも繋がる機会にもなるため、皆様もぜひ参加してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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