WinActorは画面に表示して使うツール
WinActorを画面ロックなど、ディスプレイに表示されていない状態で使いたいという相談を受け、可能かどうか調べた時のことを書きます。
WinActorは基本的に画面に表示をして使うツールです。
調べた結果、画面ロックされている状態でも使えるノード・ライブラリもありました!
まずは使えないライブラリから紹介します。
画面ロック時に使えないノード・ライブラリ
画像マッチング
エミュレーション
UIオートメーション
など。。
いわゆるプロパティに「ウィンドウ識別名」があるノード・ライブラリは画面ロック状態では使えません!!
あとはキャプチャ取得も動きませんでした。
画面ロック時でも使えたノード・ライブラリ
文字列比較
文字列操作
日付関連
Excel関連
ブラウザ関連
など。。
この辺は私が調べた限りですが、こちらは画面ロック状態でも動きました。
↓こんな感じのブラウザ操作するようなシナリオも動きます。
これらのノード・ライブラリを使ってシナリオを作ればいいのです。
例えばWinDows10がインストールされているAzure Virtual MachinesのスタートアップにWinActorの起動ショートカットを入れておき、自動起動自動ログイン時にシナリオを動かす。。という運用も出来ました。
結論としては「ノード・ライブラリを限定すれば可能」でした。
ただし公式に謳われているわけではなく、あくまで私の調べた結果なので必ず検証してから実用してください。
以上、「画面ロック時でも動くWinActorシナリオの作り方」でした!