まだ自分でポチポチ検索してるの?
2026年1月28日、GoogleがChrome史上最大のアップデートを発表しました。
その名も**「Auto Browse」**。
Gemini 3が搭載されたChromeが、あなたの代わりにWebを操作してくれる機能です。
結論から言うと: Chromeがついに「見るだけのツール」から「勝手に仕事してくれるエージェント」に進化しました。
「え、それってOpenAIのOperatorと同じじゃない?」
はい、まさにそうです。しかし重要な違いがあります。
世界シェア65%のブラウザに直接組み込まれたという点です。
Auto Browseで何ができるのか
具体的なユースケース
-
不動産検索
- 「Redfin でペット可の物件を探して」と指示
- Geminiが勝手にサイトを操作、フィルタリング、結果を整理
-
旅行計画
- 「複数の旅行サイトで家族旅行を計画して」
- 複数タブを跨いで比較、最適なプランを提案
-
ショッピング
- 商品をカートに追加(購入前に必ず確認を求める)
- 価格比較、レビュー収集を自動化
セキュリティ設計
Googleは賢明にも、重要なアクションには必ず人間の承認を求める設計にしました:
自動実行OK:
- ページ閲覧
- フィルタリング
- 情報収集
確認が必要:
- 購入処理
- SNS投稿
- フォーム送信
サイドパネルにすべてのアクションが時系列で表示され、いつでもAIから操作を引き継げます。
料金体系:誰が使えるのか
| プラン | 月額 | Auto Browse |
|---|---|---|
| 無料 | $0 | ❌ |
| Google AI Pro | $20 | ✅ |
| Google AI Ultra | $250 | ✅(優先) |
現在はアメリカでプレビュー提供中。日本での展開時期は未発表です。
競合との比較:Chrome vs Operator vs Cowork
| 機能 | Chrome Auto Browse | OpenAI Operator | Claude Cowork |
|---|---|---|---|
| 基盤 | Gemini 3 | GPT-4o CUA | Claude Opus 4.5 |
| 対象 | Webブラウザ | Webブラウザ | ローカルPC全体 |
| 既存ユーザー | 30億人 | ChatGPT Plus | Claude Pro/Max |
| 強み | 圧倒的リーチ | OpenAI連携 | ファイル操作可 |
Googleの最大の武器
Chrome利用者30億人という既存基盤です。
新しいアプリをインストールする必要もなく、普段使っているブラウザがそのままAIエージェントになる。
この「摩擦ゼロ」の体験は、競合には真似できません。
Universal Commerce Protocol(UCP)とは
Googleは同時に**Universal Commerce Protocol(UCP)**という新しいオープン標準も発表しました。
参加企業
- Shopify
- Etsy
- Wayfair
- Target
何が変わるのか
AIエージェントがユーザーの代わりにショッピングサイトで操作できる統一規格です。
従来の問題:
❌ サイトごとにUIが違う
❌ ボット対策でブロックされる
❌ 価格変動に対応できない
UCPで解決:
✅ 標準化されたエージェント用API
✅ 正式な許可のもとで操作
✅ リアルタイム情報取得
AIエージェントによるECがついに「公式化」されたと言えます。
Personal Intelligence:記憶するブラウザ
数ヶ月以内に追加予定の機能も発表されました。
Personal Intelligence:過去の会話を記憶し、よりパーソナライズされた支援を提供。
例:
- 「先週探していたあのレストラン、予約できる?」
- 「いつも買う洗剤、安くなってない?」
ブラウザがあなた専用の秘書になる未来が見えてきました。
開発者への影響
対応が必要なこと
-
UCPへの対応
- ECサイト運営者は対応必須に
- 非対応サイトは検索結果で不利に?
-
構造化データの重要性
- AIが理解しやすいマークアップ
- Schema.orgの活用がさらに重要に
-
ボット対策の見直し
- 正規AIエージェントを識別する仕組み
- ブロックすべきか、許可すべきか
サンプルコード:UCP対応の基本
<!-- UCP対応のメタタグ(仮想例) -->
<meta name="ai-agent" content="commerce-enabled">
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Product",
"name": "商品名",
"offers": {
"@type": "Offer",
"price": "1980",
"priceCurrency": "JPY",
"availability": "https://schema.org/InStock",
"aiAgentPurchasable": true
}
}
</script>
気になるプライバシー問題
当然、懸念の声も上がっています:
「Googleに閲覧履歴だけでなく、行動パターンまで渡すのか」
Googleの回答
- すべてのアクションはローカルで処理可能(オプション)
- 収集データの透明性を確保
- ユーザーがいつでも無効化可能
とはいえ、最も個人情報を持つ企業が最も詳細な行動データを取得する構図は変わりません。
まとめ:2026年はブラウザ戦争が再燃
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 発表 | 2026年1月28日 |
| 機能 | Auto Browse(AIがブラウザを操作) |
| 料金 | Google AI Pro($20/月)以上 |
| 競合 | OpenAI Operator、Claude Cowork |
| 新標準 | Universal Commerce Protocol |
3つの注目ポイント
- リーチの差:30億人のChromeユーザーに直接配信
- オープン標準:UCPで業界を巻き込む戦略
- 記憶機能:Personal Intelligenceでさらに進化予定
今後の展開予想
Googleがこのタイミングで発表した理由は明確です:
- OpenAI Operatorの対抗
- Anthropic Coworkへの牽制
- 「AIネイティブブラウザ」市場の主導権確保
2026年はAIエージェントがブラウザを支配する元年になるでしょう。
あなたはAIに代わりにブラウジングしてもらいたいですか?
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参考リンク
- Chrome gets new Gemini 3 features, including auto browse - Google Blog
- Google Chrome Gets Gemini Side Panel and Agentic Browsing Features - MacRumors
- Chrome rolling out Gemini 3-powered 'auto browse' with Google AI Pro - 9to5Google
- Google brings more Gemini AI features to Chrome browser - CNBC
- Chrome takes on AI browsers with tighter Gemini integration - TechCrunch