用意

例用 retain 作成

$ mosquitto_pub -t "chat/alice" -m "Hello there." -r
$ mosquitto_pub -t "chat/bob" -m "Hello" -r
$ mosquitto_pub -t "chat/chris" -m "Yo" -r

-t トピック名
-h ホスト
-m メッセージ
-p ポート
-r retain する

この状態で subscribe をすると retain 機能により以下のようにメッセージが同期されます。

$ mosquitto_sub -t "chat/#" -v
chat/alice Hello there.
chat/bob Hello
chat/chris Yo

-v 詳細(メッセージだけでなくトピック名も表示)

retain の削除には -n を使います。

-n, --null-message
Send a null (zero length) message.

削除してみる(失敗)

retain 全体を消そうとしてみます。

# try
$ mosquitto_pub -t "chat" -r -n
$ mosquitto_pub -t "chat/#" -r -n
Error: Invalid publish topic 'hello/#', does it contain '+' or '#'?

Use 'mosquitto_pub --help' to see usage.

# check
$ mosquitto_sub -t "chat/#" -v
chat/alice Hello there.
chat/bob Hello
chat/chris Yo

削除してみる(成功)

topic 名を明示して、Bob を消そうとしてみます。

$ mosquitto_pub -t "chat/bob" -r -n
$ mosquitto_sub -t "chat/#" -v
chat/alice Hello there.
chat/chris Yo

Bob を消せました。

おわり

MQTT の topic をしっかり理解できてませんでした。/ 区切りにしたからといって WebSocket における namespace や room のような集約関係ができるわけではないようです。だからこそ柔軟な topic 指定や管理が出きるのかなと思います。

一括削除のスクリプトがありました。

mosquitto_sub -t "hello/#" -v |while read line _;do mosquitto_pub -t "$line" -r -n;done