wsl2 で anyenvからasdfに乗り換える

この記事は何?

wsl2環境において anyenvを使っていたのですが、asdfのほうが管理が楽そうだったので乗り換えたときのメモです。

手順

1. anyenvのアンインストール
2. asdfのインストール

anyenvのアンインストール

まずはanuenvによってインストールした環境を確認し、削除していきます。
ターミナルを開き、以下のコマンドを実行して、インストール済みの環境を確認します。

anyenv versions

以下のようにインストール済みの環境が表示されると思います。

nodenv:
* system (set by /home/xxxx/.anyenv/envs/nodenv/version)
pyenv:
  system
  3.9.5
  3.10.6
* 3.11.0 (set by /home/xxxx/.anyenv/envs/pyenv/version)

以下のコマンドで、インストール特定の環境を削除します。上記の内容ではpyenvとnodenvを削除します。

anyenv uninstall nodenv
anyenv uninstall pyenv

再度、以下のコマンドを実行して、特定のバージョンが削除されたことを確認します。
表示されなければOKです。

anyenv versions

最後に、シェルの設定ファイル（通常は ~/.bashrc や ~/.zshrc）を開き、anyenvの初期化に関連する行を削除します。

export PATH="$HOME/.anyenv/bin:$PATH"
eval "$(anyenv init -)"

最後に、anyenv のインストールディレクトリを削除します。デフォルトでは ~/.anyenv です。

rm -rf ~/.anyenv

これで完了です。

asdfのインストール

公式の手順に沿ってインストールします。

以下はpython環境をインストールしたときのコマンドです。

git clone https://github.com/asdf-vm/asdf.git ~/.asdf --branch v0.13.1

.bashrcに以下を追記します。

. "$HOME/.asdf/asdf.sh"
. "$HOME/.asdf/completions/asdf.bash"

bashrcを再読込し、以下コマンドを実行してasdfが実行できることを確認

asdf --version

pythonプラグインを追加して、インストールを確認

asdf install python 3.9.13
asdf list python

グローバルに使用できるバージョンを指定し、確認します。

asdf global python 3.9.13
asdf current
python -V
python

起動できていれば完了です。