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仮想DBサーバ構築(Mac編)+MySQLインストール+Sequel Proから接続

Last updated at Posted at 2020-08-01

手持ちのMac端末上に仮想のDBサーバ(ubuntu16.04)を構築し、MySQLをインストールして、更にMac上からSequel Proを通して接続する方法を備忘録+参照用に記載します。

■環境

スクリーンショット 2020-08-01 13.57.12.png

  • Mac mini (Late 2014) macOS Catalina バージョン 10.15.6
  • Oracle VM VirtualBox 6.1.12
  • Vagrant 2.2.9

■構築する仮想マシン(VM)

  • Ubuntu 16.04.6 LTS (GNU/Linux 4.4.0-186-generic x86_64)
  • mysql Ver 14.14 Distrib 5.7.31, for Linux (x86_64)

■必要なソフトウェアのインストール

Macに下記のソフトウェアをインストールしておく。

  1. Vagrant
    https://www.vagrantup.com/downloads.html
    ダウンロードしたdmgイメージを展開し、vagrant.pkgをダブルクリックするとインストーラが起動するので、指示に従ってインストールを完了する。

  2. VirtualBox
    http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/virtualbox/downloads/index.html?ssSourceSiteId=otnjp
    ダウンロードしたdmgイメージを展開し、VirtualBox.pkgをダブルクリックするとインストーラが起動するので、指示に従ってインストールを完了する。

  3. Sequel Pro
    https://sequelpro.com/download
    ダウンロードしたdmgイメージを展開し、アプリケーションフォルダに移動する。

これらのソフトウェアがインストール済みの前提で手順を書いていきます。そもそもこいつらってなんなの?っていうのはここでは詳しく書きませんので、別の記事を参照してください。

■仮想DBサーバ(Ubuntu16.04)の構築

今後仮想環境を複数作成する可能性を考慮して、仮想環境を括る”Vagrant”をHomeディレクトリ直下に作成し、その下に今回作成する仮想環境のディレクトリを作成

$ mkdir -p ~/Vagrant/mysql_ubuntu1604

cdコマンドで移動

$ cd ~/Vagrant/mysql_ubuntu1604

Vagrantfile の作成

$ vagrant init bento/ubuntu-16.04

Vagrantfileの編集  
作成されたVagrantfileをテキストエディタで開き、35行目、以下の部分のコメントアウトを外す

config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"

VMの起動

$ vagrant up

VMへSSH接続

$ vagrant ssh

下記のようなコマンドが返ってきたら、無事VMにSSH接続できています。
スクリーンショット 2020-08-01 12.53.14.png

■Ubuntuの日本語化

$ sudo apt-get -y install language-pack-ja-base language-pack-ja ibus-mozc
$ localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja"
// パスワードを入力 vagrantの初期パスワードは"vagrant"
$ source /etc/default/locale
$ echo $LANG
ja_JP.UTF-8

■Ubuntuの諸々アップデート

sudo apt-get update && sudo apt-get -y upgrade && sudo apt-get -y dist-upgrade && sudo apt-get -y autoremove && sudo apt-get -y autoclean

途中で次のような画面になったら、「install the package maintainer’s version」を選択する。
スクリーンショット 2020-08-01 13.01.14.png

sudo init 6
// 再起動

■MySQLインストール

再起動実行後、SSH接続が切れるので再度vagrant sshして、次はMySQLのインストールを進めていきます。

sudo apt-get install mysql-server

rootユーザーのパスワードを設定するよう求められるので、パスワードを設定。
スクリーンショット 2020-08-01 13.12.15.png
上記Enter後、パスワードの確認を求められるので設定したパスワードを再度入力。

■よく使うコマンド

MySQLバージョン確認

$ mysql --version
mysql  Ver 14.14 Distrib 5.7.31, for Linux (x86_64) using  EditLine wrapper

MySQLにrootユーザでログイン

$ mysql -u root -p
// パスワードを入力

MySQLの状態確認

$ mysqladmin ping -u root -p
Enter password:
mysqld is alive

■Sequel Pro 接続情報の設定

VagrantでSSH接続中であればexitしておく。exitしてもVMは止めない限り裏でずっと動いているのでDBサーバを使う作業が終わったらvagrant haltしておくのを忘れずに。vagrantの詳しい使い方はここでは触れないので別の記事を参照してください。

Sequel Proを起動して、接続情報を画像のように入力。
スクリーンショット 2020-08-01 13.35.23.png
※パスワードはMySQLのインストール時に設定したパスワード。
 SSHパスワードはvagrantユーザーのパスワード。

VM上のMySQLに接続できました。
スクリーンショット 2020-08-01 13.35.46.png

過去にWindows10でも似たようなことやってるのでWindowsの人はこっちを見てください。
https://qiita.com/ekCraft/items/3c802f684824e5765515

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