はじめに

2025年現在、ECサイトの競争が激化する中で、SNSマーケティングの重要性はますます高まっています。特に X（Twitter） は、リアルタイムな情報発信と顧客とのコミュニケーションに優れたプラットフォームとして、多くのECサイト運営者に活用されています。

Shopifyストアを運営する上で、「どうすればもっと多くの顧客にX（Twitter）をフォローしてもらえるか」「サイト訪問者をSNSフォロワーに変換できないか」という課題を抱えている方も多いのではないでしょうか。

そんな課題を解決する一つの方法が、追従X（Twitter）アイコンの設置です。画面をスクロールしても常に表示される追従型のアイコンは、訪問者がいつでもワンクリックでX（Twitter）にアクセスできるため、フォロワー獲得の機会を最大化できます。

この記事では、

Shopifyストアに追従X（Twitter）アイコンを設置するメリット
追従アイコンを設置できる4つの方法
各アプリの特徴と選び方

について詳しく解説します。特に最初にご紹介する 「シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン」 については、インストール手順から詳細な設定方法まで、画像付きで徹底解説していきます。

今回は、以下の記事を参考にしています。

追従X（Twitter）アイコンを設置するメリット

1. SNSフォロワーの増加

追従型のX（Twitter）アイコンは、サイト内のどのページでも常に表示されるため、訪問者がSNSアカウントの存在に気づきやすくなります。商品ページを見ている最中でも、ブログ記事を読んでいる時でも、常にアイコンが表示されているため、興味を持った瞬間にフォローしてもらえる可能性が高まります。

2. リピート率の向上

X（Twitter）でフォローしてもらうことで、新商品情報やセール情報などを定期的に配信できるようになります。これにより、一度きりの購入で終わらせず、継続的な関係を構築できます。SNS経由でのリピート購入は、広告費をかけずに売上を伸ばせる効率的な方法です。

3. ブランド認知度の向上

フォロワーがX（Twitter）で商品やストアについて投稿してくれることで、口コミ効果が期待できます。特に、満足度の高い顧客からの自然な投稿は、新規顧客獲得につながる強力なマーケティングツールとなります。

4. カスタマーサポートの効率化

X（Twitter）を活用することで、DMやリプライを通じた迅速なカスタマーサポートが可能になります。追従アイコンを設置しておけば、顧客が質問や要望がある時にすぐにコンタクトを取れるようになり、顧客満足度の向上につながります。

Shopifyで追従X（Twitter）アイコンを設置する4つの方法

それでは、Shopifyストアに追従X（Twitter）アイコンを設置できる4つのアプリをご紹介します。

シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン

はじめに

今回最初にご紹介する「シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン」は、画面に追従するX（Twitter）へのリンクボタンを簡単に設置できるShopifyアプリです。

Shopifyは、ECサイトを簡単に構築できるプラットフォームですが、標準機能だけでは実現できない機能も多くあります。そこで活躍するのがShopifyアプリです。WordPressでいうプラグインのようなもので、ストアの機能を拡張することができます。

「シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン」を利用することで、スクロールに合わせて常に表示されるXアイコンを設置し、SNSフォロワーの増加やX経由での再訪問を促進できます。また、オリジナルの画像をボタンとして設定できるため、ノーコードでブランドの世界観に合わせたカスタマイズが可能です。

シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン

「シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン」でできること

Shopifyアプリである「シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン」は、以下のようにストアの画面に常時表示されるX（Twitter）アイコンを設置できるアプリです。

主な特徴は次のとおりです。

コード不要・簡単設置
インストールしてテーマに追加するだけで、すぐにストアにXアイコンを表示できます。
画面に追従する固定表示
スクロールしても常に表示されるため、いつでもX（Twitter）への誘導が可能です。
オリジナル画像の設定
ブランドに合わせたオリジナルの画像をボタンとして使用でき、世界観を統一できます。

これらを活用することで、SNSマーケティングを強化し、フォロワーの増加やストアの認知度向上につなげることができます。

追従（固定）X アイコンを設置できる

画面をスクロールしても常に同じ位置に表示される追従型のXアイコンを設置できます。訪問者がいつでもワンクリックでX（Twitter）にアクセスできるようになります。

あらゆるページに X アイコンを表示できる

トップページはもちろん、商品ページ、コレクションページ、ブログページなど、ストア内のあらゆるページにXアイコンを表示できます。

ノーコードでカスタマイズできる

アイコンの位置、サイズ、余白などをノーコードで設定できます。また、X（Twitter）の公式アイコンだけでなく、オリジナルの画像をアップロードして使用することも可能です。

1クリックでテーマに追加できる

アプリをインストール後、1クリックでストアへのXアイコンアプリブロックを追加できます。難しいコードの編集作業は一切必要ありません。

シンプル X 誘導アプリのインストール

それでは、実際にアプリをインストールしていきましょう。

シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン

アプリの料金は、月額 $3.99（1週間の無料お試し期間あり）となっております。

ストア管理画面左下の「設定」をクリックします。

「アプリと販売チャネル」をクリックし、「Shopify App Store」に移動してください。

検索窓に「シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン」と入力し、表示されたアプリをクリックします。

アプリの詳細画面から「インストール」ボタンをクリックしてストアにインストールします。こちらのアプリは月額 $3.99 で、1週間の無料お試し期間付きでご利用いただけます。

「インストールボタン」をクリックすると、必要な権限が表示されますので確認して「インストール」を完了してください。

以下のアプリ管理画面が表示されます。

以上で、アプリのインストールは完了です。

シンプル X 誘導のアプリブロックをテーマに追加

「シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン」を実際にテーマに組み込み、Xアイコンをストア上に表示できるように設定していきましょう。

自動でアプリをテーマに追加

アプリの管理画面を開いてください。
『テーマに X アイコンを追加」の「テーマを選択」でアプリブロックを追加したいテーマを選択してください。

「テーマに追加」ボタンをクリックします。

テーマ編集画面が開き、アプリが有効化されます。

「保存する」をクリックして、有効化は完了です。

以上で、テーマで自動的に X 誘導アプリブロックが有効化されます。

手動でアプリをテーマに追加

自動追加がうまくいかない場合は以下の手順で手動追加してください。

アプリ管理画面を開いてください。
「テーマを選択」でアプリを手動追加したいテーマを選択し、「テーマをプレビュー」ボタンをクリックします。

テーマエディタが開くので、サイドバーの埋め込みアプリアイコンをクリックします。

埋め込みアプリが一覧表示されるので、「シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン」を有効化してください。

アプリを有効化できたら、「保存する」ボタンをクリックしてください。

以上で、手動での有効化は完了です。

シンプル X 誘導アプリのカスタマイズ

テーマにアプリブロックを追加したら、テーマエディタで「シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン」のカスタマイズを行えます。

テーマのカスタマイズ画面を開き、サイドバーの埋め込みアプリアイコンをクリックします。

埋め込みアプリが一覧表示されるので、「シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン」をクリックします。

下記のような設定項目が表示されます。

URL設定

「URL」には、リンク先となるX（Twitter）アカウントのURLを入力します。XアカウントのURLなど、アイコンをクリックした際に開きたいURLを設定してください。

アイコン設定

アイコンの画像を選択・カスタマイズできます。

アイコン画像：「選択」ボタンから画像を選択するか、無料画像を探すことができます。Xアイコン以外の画像を使用することも可能で、ストアの世界観に合わせた画像を選択してください。
アイコンサイズ：PC時のアイコンサイズを指定できます。
アイコンサイズ（スマホ）：モバイルのアイコンサイズを指定できます。

吹き出し設定

アイコン横に表示される吹き出しのテキストを設定できます。

吹き出しのテキスト：ユーザーにクリックを促すテキストを入力できます。
吹き出しのテキストサイズ：12px（デフォルト）から調整できます。
吹き出しの背景色：#EEEEEE（デフォルト）から変更できます。
吹き出しの枠線の色：#CCCCCC（デフォルト）から変更できます。
吹き出しのテキストの太さ：16px（デフォルト）から調整できます。
吹き出しのテキストの文字太さ（スマホ）：16px（デフォルト）から調整できます。
吹き出し左右の余白：24px（デフォルト）から調整できます。
吹き出し左右の余白（スマホ）：16px（デフォルト）から調整できます。
吹き出し上下の余白（PC）：12px（デフォルト）から調整できます。
吹き出し上下の余白（スマホ）：8px（デフォルト）から調整できます。
アイコンと吹き出しの距離（PC）：8px（デフォルト）から調整できます。
アイコンと吹き出しの距離（スマホ）：8px（デフォルト）から調整できます。

位置設定

アイコンの表示位置を詳細に設定できます。

アイコンの位置：「左下」「右下」から選択できます。画面のどの隅に表示するかを設定します。
アイコンと画面右端の距離（PC）：24px（デフォルト）から調整できます。
アイコンと画面右端の距離（スマホ）：24px（デフォルト）から調整できます。
アイコンと画面下端の距離（PC）：24px（デフォルト）から調整できます。
アイコンと画面下端の距離（スマホ）：24px（デフォルト）から調整できます。
アイコンのz-index：99（デフォルト）から調整できます。他の要素との重なり順序を設定できます。数値が大きいほど前面に表示されます。

その他の設定

「追加CSS」で設定項目以外にCSSを使って見た目をカスタマイズすることができます。特定領域でのスタイルのカスタマイズなど高度な設定が可能です。アプリが管理する要素にスタイルを適用したい場合は、こちらに記述してください。

「シンプル X 誘導」アプリのまとめ

このように「シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン」を使えば簡単に追従する X（Twitter）アイコンを表示できます。

画面に追従する固定表示でいつでもX（Twitter）への誘導が可能
オリジナル画像の設定でブランドの世界観を統一
月額 $3.99（1週間の無料お試し期間付き）で利用可能

少しでもご興味があれば、以下リンクからインストールしてみてください

シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン

Essential Trust Badges & Icons

アプリ概要

項目	内容
アプリ名	Essential Trust Badges & Icons
開発者	Essential Apps
価格設定	無料プランあり、有料プランは$6.99/月から
主な機能	トラストバッジ、フィーチャーアイコン、バナー表示、支払いアイコン
評価	★★★★★ (4.9 / 522レビュー)
対応言語	英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語など（日本語未対応）

ワンポイント解説

Essential Trust Badges & Iconsは、X（Twitter）アイコンだけでなく、トラストバッジや支払いアイコンなども一緒に設置できる多機能アプリです。SNSアイコンとセキュリティバッジを組み合わせることで、訪問者の信頼性を高めつつSNSフォロワー獲得も狙えます。月間5,000ビューまでは無料で利用できるため、小規模ストアでも導入しやすいのが特徴です。カスタムアイコンのアップロード機能もあるため、独自のX（Twitter）アイコンデザインを使用したい場合にも最適です。

Iconito ‑ Trust badges & icons

アプリ概要

項目	内容
アプリ名	Iconito ‑ Trust badges & icons
開発者	Rapi Apps
価格設定	無料プランあり、有料プランは$4.99/月から
主な機能	5000以上のアイコンライブラリー、カスタムアイコンアップロード、自動・手動配置
評価	★★★★★ (4.9 / 210レビュー)
対応言語	英語のみ
連携対象	Pagefly、Gempage

ワンポイント解説

Iconitoは、5000以上の2D・3Dアイコンライブラリーを持つ豊富なアイコンアプリです。X（Twitter）の公式アイコンはもちろん、様々なスタイルのソーシャルメディアアイコンから選択できます。最大の特徴は、月間5,000ページビューまで無料で利用でき、最大3つのアイコンを1つのブロックに配置できることです。複数のSNSアイコンをまとめて設置したい場合や、X（Twitter）以外のSNSも同時に訴求したい場合に便利です。

SEOAnt ‑ Trust Badges & Icon

アプリ概要

項目	内容
アプリ名	SEOAnt ‑ Trust Badges & Icon
開発者	Channelwill
価格設定	完全無料
主な機能	150以上の無料バッジ、モバイル別設定、カスタマイズ可能な配置
評価	★★★★★ (4.9 / 587レビュー)
対応言語	日本語含む20言語以上
連携対象	Spocket、Loox、pagefly

ワンポイント解説

SEOAnt ‑ Trust Badges & Iconは、完全無料で利用できる信頼バッジ・アイコンアプリです。150以上の豊富なバッジデザインから選択でき、X（Twitter）アイコンも含まれています。最大の特徴は、モバイルとデスクトップで別々の設定ができることです。スマートフォンではコンパクトに、PCでは大きく表示するなど、デバイスごとに最適化できます。また、日本語にも対応しているため、設定画面が分かりやすいのも魅力です。無料でX（Twitter）アイコンを設置したい方に最適な選択肢です。

Sharely: Social Media Icons

アプリ概要

項目	内容
アプリ名	Sharely: Social Media Icons
開発者	Avantify
価格設定	無料プランあり
主な機能	ソーシャルメディアアイコン表示、ソーシャルシェアボタン、フレキシブルデザイン
評価	★★★★★ (5.0 / 90レビュー)
対応言語	英語のみ
連携対象	Instagram、Facebook、TikTok、WhatsApp、Twitter、Snapchat

ワンポイント解説

Sharelyは、ソーシャルメディアアイコンとシェアボタンの両方を設置できる専門アプリです。X（Twitter）への誘導だけでなく、訪問者が商品やストアの情報をX（Twitter）でシェアできる機能も備えています。アイコンのスタイルやサイズ、配置を柔軟にカスタマイズでき、Instagram、TikTok、YouTubeなど他のSNSアイコンと組み合わせて表示できます。ソーシャルバーとして複数のSNSをまとめて表示したい場合に特におすすめです。

追従X（Twitter）アイコンアプリの選び方

機能面での比較

4つのアプリそれぞれに特徴がありますが、選ぶ際のポイントをまとめます。

シンプルさを重視する場合
「シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン」が最適です。X（Twitter）への誘導に特化しており、設定も簡単です。

多機能性を求める場合
Essential Trust Badges & IconsやIconitoがおすすめです。信頼バッジや決済アイコンなど、他の要素も一緒に管理できます。

無料で利用したい場合
SEOAnt ‑ Trust Badges & Iconが完全無料で利用できます。また、他のアプリも無料プランがあるため、まずは試してみることをおすすめします。

複数のSNSを表示したい場合
Sharely: Social Media Iconsが最適です。X（Twitter）だけでなく、Instagram、TikTokなど複数のSNSアイコンをまとめて表示できます。

価格面での比較

SEOAnt: 完全無料
シンプル X 誘導: 月額$3.99（7日間無料）
Iconito: 無料プラン〜月額$9.99
Essential: 無料プラン〜月額$29.99
Sharely: 無料プランあり

導入時の注意点

テーマとの相性を確認
インストール前に、使用中のテーマに対応しているか確認しましょう。
表示速度への影響
アプリを追加することで、サイトの表示速度が遅くなる可能性があります。導入後は速度テストを実施しましょう。
モバイル表示の確認
スマートフォンでの表示が適切かどうか、必ず確認してください。
他のアプリとの干渉
既に導入している他のアプリと機能が重複したり、干渉したりしないか確認が必要です。

まとめ

ShopifyストアにX（Twitter）追従アイコンを設置することで、SNSフォロワーの獲得とリピート率の向上が期待できます。今回ご紹介した4つのアプリは、それぞれ異なる特徴を持っています。

「シンプル X 誘導｜お手軽追従 X（Twitter）アイコン」 は、X（Twitter）への誘導に特化したシンプルで使いやすいアプリです。月額$3.99という手頃な価格で、ブランドに合わせたカスタマイズも可能です。

その他のアプリも、無料プランや多機能性など、それぞれの強みがあります。自社のニーズや予算に合わせて、最適なアプリを選択してください。

SNSマーケティングは、ECサイト運営において重要な要素の一つです。追従X（Twitter）アイコンを活用して、効果的なSNS戦略を実現しましょう。まずは無料体験期間を利用して、実際の効果を確認してみることをおすすめします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。Shopifyストアの成功に、この記事がお役立ていただければ幸いです。

参考記事

今回は、以下の記事を参考にしています。