はじめに
同じ趣旨の記事が既にありますが、より簡単にまとめたものをメモ程度に残しておきます。
そんなわけで本記事では、VSCodeでLinux開発環境を構築する方法をお伝えします。
所要時間は20分程度です。
準備するもの
- Visual Studio Code
- Linuxディストリビューション(本記事ではUbuntu)
Microsoft Storeで検索してインストールしてください。
Linuxディストリビューションには様々な種類がありますが、個人的にはUbuntuが一番おすすめです。
Debian系: Ubuntu、Linux Mint、Debianなど。
Red Hat系: Fedora、CentOS、AlmaLinuxなど。
その他: Arch Linux、Slackware、Gentooなど。
1.VSCode拡張機能のインストール
まず前提として、「Japanese Language Pack」「C/C++」「indent-rainbow」をすでに入手してある前提でお話しします。
VSCodeを起動して左にあるメニューバーの四角いアイコンをクリックし、検索欄で「WSL」と入力。するとおそらくこんなのが出てきます。
これをインストールしてあげてください。
インストール後、先ほど挙げた3つの拡張機能を見ると、「Ubuntuにインストール」という文字が出ていると思います。これをクリックし、インストールを済ませておきましょう。
2.WSLのインストールと有効化
次に、タスクバーの検索窓に、PowerShell
と打ち込みます。すると、
こういった画面が出てくると思います。ここの、「管理者として実行する」を押し、「このアプリがデバイスに変更を与えることを許可しますか?」で「はい」を押してください。
PowerShellが起動したら、
wsl --install
正常に終了したら、WSLを有効化します。
Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux
再起動を促されたら、「Y」と入力、または手動でPCを再起動してください。
3.Ubuntuの初期設定&VSCodeの起動
あらかじめインストールしておいたLinuxディストリビューションを起動します。すると、初回起動時にユーザー名とパスワードを設定できます。パスワードは後々使うので、簡単なものにしておいたほうが便利です。必ず覚えておきましょう。
初期設定が完了したら、次のコマンドをそれぞれ打ち込みます。
sudo apt update
sudo apt upgrade -y
コマンドが正常に終了したら、Ubuntuで作業環境を作成します。
#お好みの名前で作業ディレクトリを作成
mkdir VSCode
#作成したディレクトリへ移動
cd VSCode
#VSCodeを起動
code .
VSCodeが起動し、左下に上画像のようなマークが出れば成功です。おつかれさまでした。