tl;dr
iksm_sessionをオンライン上で取得できるWEBサービスをつくりました。
これを利用することで公式ではスマホアプリでのみ閲覧可能なSplatnet(イカリング2)にPCからアクセスできるなど、スプラトゥーンに関する様々なAPIを叩くことができるようになります。
Splatnetとは
任天堂のSwitchOnlineから閲覧可能なスプラトゥーン2の公式のアプリです。
直近の戦績や、ステージ情報など多くの情報を確認することができます。
これは実際にはWEBページを表示するwebviewのスマホアプリなのですが、実際にアクセスすると、forbitten(閲覧禁止)になっています。

これを許可させるために必要になるのがiksm_session
です。
iksm_sessionの取得方法
現在ネット上に出まわっている情報だと、取得するにはアプリの導入など複雑な手順が多いのでシンプルなアプリにしてみました。
「イカスミちゃん」↓

紫のボタンをクリックすると任天堂のサイトからログインが求められ、ログインしてみると
確認画面が出てきます。
「この人にする」のボタンのリングをコピーして、「イカスミちゃん」上のフォームにはりつけると準備完了です。
ピンクのボタンをクリックして生成してみましょう!
Splatnet(イカリング2)にアクセス
無事iksm_session
を取得できれば、今後しばらくは同じ端末ではすぐにiksm_session
を取得することが可能です。
「イカスミちゃん」のhow to use
からSplatnetにアクセスしてみましょう。

ここでF12(fn + F12)
などで開発者ツール→Application→Storage→Cookies→iksm_session
の欄に移動して、
取得したiksm_sessionに上書きしましょう。
リロードするとSplatnet(イカリング2)に入ることができます!

技術的なお話
今回の実装には以下のドキュメントを参考にして実装しました。
ツール等を作成した方々には頭が上がりません。
Next.jsをフレームワークとして開発しており、今回のコードは以下から見ることができます。
vercelによるSSRとサーバレスAPIを用いて、APiを作成しました。
また、スプラトゥーンの開発を後押しするためにAPIも公開しています
swaggerでのドキュメント作成を行っていますがコードの自動生成などは行っていないのでもしかしたら型が間違っているかもしれません。
質問などあれば答えますのでコメントにどうぞ。