Raspberry Pi のペリフェラル割り込み番号

Raspberry Pi のペリフェラル割り込み番号を調べてみました。

Raspberry Pi の割り込み番号は、BCM2835 ARM Peripheralsというドキュメントにも載っているのですが、情報が抜けています。

抜けている情報をLinuxのカーネルソースから拾って埋めてみました。

番号	割込み	番号	割込み	番号	割込み	番号	割込み
0	timer0	16	dma0	32		48	smi
1	timer1	17	dma1	33	hvs	49	gpio
2	timer2	18	vc_dma2	34		50	gpio
3	timer3	19	vc_dma3	35		51	gpio
4		20	dma4	36	dsi0	52	gpio
5		21	dma5	37		53	i2c0/i2c1/i2c2
6		22	dma6	38		54	spi_int
7		23	dma7	39		55	pcm_int
8		24	dma8	40	hdmi	56	sdhost
9	usb	25	dma9	41	hdmi	57	uart0
10	v3d	26	dma10	42	pixelvalve	58
11		27	dma11	43	i2c_spi_slv_int	59	vec
12		28	dma12	44	dsi1	60
13		29	uart1/spi1/spi2	45	pwa0	61	uart0
14		30	sdhci	46	pwa1	62	sdhci
15		31		47		63

割り込み番号の調べ方

• デバイスツリーのファイルを開く
• https://github.com/torvalds/linux/blob/master/arch/arm/boot/dts/bcm283x.dtsi
• 各ペリフェラルのinterrupts の設定を探す。

interrupts = <2 30>;

• １番目の数字をa, ２番目の数字をbとしたら　32*(a-1) + b が割り込み番号になります。
• a=2、b=30なら、割り込み番号は62です。

追記

• もうちょっと探したら、割り込み番号が定義されたヘッダファイルがあった。
• https://github.com/raspberrypi/linux/blob/rpi-4.2.y/arch/arm/mach-bcm2708/include/mach/platform.h