#あらすじ
matplotlib使いの僕,他の可視化ツールに興味をもつ.
いろいろ調べてみると,インタラクティブに操作できるツールがたくさんあるっぽい.
例えば,
Pythonの可視化ツールはHoloViewsが標準になるかもしれない
Jupyter-notebook の作図ライブラリ比較
Pythonでボケ(Bokeh)よう ~ データ可視化ライブラリの紹介 ~
など.では結局どれを使えばいいんだよ,という話ですが,現時点で多くの人が使っているもの,もしくは人気急上昇中のものを使っとけば問題ないでしょう,という考えを基に,それぞれの人気度を比較します.
人気ものを使うことには,エラーが起きてもググればたいていは問題解決できること,おそらく今後もアップデートされ続けるだろう,というメリットがあります.
#方法
googleトレンドを用いる.
調べるのは以下の5つ.説明には上記記事たちを参考にしました.
- matplotlib (王道中の王道のグラフ描画ライブラリ)
- Bokeh (ぼけ,と読むらしい.インタラクティブなデータ可視化ライブラリ)
- Plotly (こちらもインタラクティブに動かせる)
- HoloViews (matplotlibやBokehなどの可視化ツールを使いやすくしたラッパ,とのこと,シンプルさを売りにしている)
- Pygal (公式ドキュメントによると”Sexy python charting”ができる.某政治家を思い出すね.)
#結果
見てください,圧倒的なmatplotlibの人気!
なんというか,予想どおりでしたね.
では,matplotlib以外だとどうでしょうか.
plotlyが人気ということでした.
bokehもなかなか人気が衰えていないですね.
HoloView,Pygalはそれらと比較してもまだまだ人気はない,という印象です.
#まとめ
1,matplotlibがやはり人気
2,インタラクティブなグラフを作りたいなら,plotlyが人気,次点でBokeh
自分が好きなツール,目的にあったツールを使うのが一番良いと思いますが,どれが人気かという観点からは,以上のような結果になりました.
以下は自分のメモ用なのですが,plotlyの参考になるページをまとめてみました.
公式ドキュメント
→ざっと見ただけでも,何ができるかがわかる,なんかいろいろ動いてて面白そう
[Python] Plotlyでぐりぐり動かせるグラフを作る
→基本的な使い方をまとめてくれている印象.最終更新日から1年以上が経過している記事なので,今も参考になるかは不明
[Python] Plotlyで標高データを球面に描画し、グルグル回せる地球儀を描いてみる
→はえ~~~,ってなる.
#さいごに
ないとは思いますが,googleトレンドの利用規約に反してる等ありましたらお知らせください
また,ざっと調べたことをまとめただけなので,きちんと裏はとっていません.間違いありましたらご指摘ください.
googleトレンドの画像は2020年6月時点のものです.