はじめに
再構築の際、ハマったのでメモ
状況
- Postfix を dnf(yum)でインストール
- telnet でクライアントから接続してテスト
- rcpt で Temporary lookup failure が発生
AlmaLinux のバージョンは、10.0
Postfix のバージョンは 3.8.5
接続テスト内容
本来は、外部リレーがちゃんと閉じているかを確認したかった。
Telnet で接続し、以下を入力
helo hoge.hoge
mail from:hoge@hoge.hoge
rcpt to:testuser@exampl.hoge ※実際は正しいドメインとユーザー
data
test relay
.
quit
対応
ネットで検索しても、それらしい原因が不明。
ログには、
warning: lmdb:/etc/aliases is unavailable. open database /etc/aliases.lmdb: No such file or directory
warning: lmdb:/etc/aliases lookup error for "*********"
と出ている。
転送設定を行ったつもりは無い。
しかし、どう考えても aliases.lmdb が見つからないという事らしい。
/etc/postfix/main.cf を確認してみると、確かに記載もある。
aliases.db のようにデータベースの形式らしいが作成方法が分からない。
再度ネットを検索すると、lmdb が推奨されるようになったとのこと。
作成方法は、/etc/aliases のある場所に移動(cd)して、
# postalias lmdb:aliases
その場所に lmdb を作成してくれると同時に、ご丁寧に /etc/postfix/main.cf の中にも設定を書き込んでくれる。
確認
再度、Telnet でテストしたらちゃんと送信出来た。
最後に
たぶん、そのうち修正されると思うが、新しいものを採用する際は、こういう事も良くある。
無駄な時間をとったので、後の人の参考になれば幸いです。