はじめに
本記事ではAppleシリコンのM2 MacBook AirにてUbuntuの仮想環境を用意する方法について紹介していきます。
そもそもUbuntuとは?
UbuntuとはLinuxディストリビューションのひとつである。初学者でも使いやすいのが特徴である。今回はLinuxを学ぶために購入した本がUbuntu上で動かすことを前提としていたため、MacOS上にUbuntu環境を用意する必要に迫られました。書籍は「Linuxのしくみ(著.武内 覚)」です。今後はこの本で学習を進めていきたいと思います。
どのようにMac上に仮想環境を用意するの?
本題なのですが今回はUTMというソフトを用いました。他にも候補として上がるVirtualBoxやVMwareも試してみたのですが上手くいかなかったため今回はUTMを用いた方法を紹介します。
仮想環境の構築手順
1.UTMをダウンロード
以下のリンクからUTMのダウンロードを行いました。
AppStoreの方でダウンロードしようとお金が1500円かかってしまうみたいですが、HPからなら無料なようです。
https://mac.getutm.app/
2.UTMのインストール
ダウンロードしたUMD.dmgを開き、UTMをApplicationsへドラッグ&ドロップを行います。
3.仮想マシンを選択
4.開始
5.OSの選択
6.ubuntuのダウンロード
下記画面が表示されるため、ubuntuのダウンロードを行ないます。
今回は24.04.2 LTSをダウンロードしました。何かこだわりがあれば他のisoをダウンロードしてみると良いと思います。
今回はこのように起動ISOのイメージが設定できていれば問題ないです
7.ハードウェア設定
8.ストレージサイズ
ストレージサイズも同様に既存の設定のまま続けるをクリックしました
9.パスの設定
10.名前の設定
仮想マシンの名前の設定を行います。今回は**"Ubuntu"**にしました。自分の分かりやすい名前であれば良いと思います。
11.Ubuntuの起動
そうすると自分が新たに作った仮想環境が反映されていると思うので起動ボタンをクリックします。
(⚠︎この画面上で二つあるのは一つ既存のものがあるからです)
12.Ubuntuをインストール
仮想マシンの起動を行う。起動するとこのような画面が出てくると思います。これはTry or Install Ubuntu ServerでEnterを押します。あとは設定内容をよく読み設定していくと自分の手元にubuntuの環境を用意することができました!
終わりに
今回は自分のパソコンの中で仮想環境を作る方法についてまとめました。他のOSにおいても同様の手順で自分の手元に仮想環境を用意することができました。(例.CentOS)
引き続きLinuxについても勉強していきたいと思います!