はじめに
2026年6月30日にClaude Scienceがリリースされました。私は生物科学を専攻しているのですが、シングルセル解析やプロテオミクス解析などのワードがあり、結構ワクワクしています。
しかし、現在のところClaude ScienceはMac OSまたはLinux OSしかサポートしていないようです。私はWindowsしか持っていないため、今回はWSLにインストールし、Windows側からClaude Scienceを使用してみようと思います。
導入手順
基本的な導入手順は公式ドキュメント(Run Claude Science on Windows via WSL)に基づいています。
前提
Claude Scienceはbubblewrap 0.8.0以降を必要とします。そこで、以下いずれかを満たしている必要があります。満たしていない場合はまずはアップデートしましょう。
- WSL2であること
- Ubuntuのバージョンが24.04以降であること
WSLのバージョン確認方法は以下の通りです。VERSION列が2になっていればOKです。
wsl -l -v
Ubuntuのバージョン確認方法は以下の通りです。Releaseが24.04以降ならOKです。
lsb_release -a
2. 依存パッケージのインストール
Ubuntuを起動し、Ubuntuターミナルで以下を実行します。
sudo apt update && sudo apt install -y curl bubblewrap socat
私の環境では1分程度で完了しました。
3. Claude Scienceのインストール
引き続きUbuntuターミナルで以下を実行します。
curl -fsSL https://claude.ai/install-claude-science.sh | bash
こちらも1分程度で完了しました。
claude-science --version
を実行してバージョンが表示されたら導入完了です。
4. Claude Scienceの初回起動
以下を実行して起動します。
claude-science serve --port 8765 --no-browser
初回起動の際は認証用のURLが表示されるため、Windowsで使っているブラウザにコピペして認証しましょう。URLは結構見つけにくいので注意してください。有効期限は3分のようです。(割と序盤の方に出ています。)
もし有効期限を過ぎてしまったらctrl+Cで抜け、
claude-science stop
を実行したうえでもう一度起動しなおしましょう。
5. Claude Scienceを起動したままにする
--detachedオプションをつけることでバックグラウンド起動したままにできます。
claude-science serve --port 8765 --no-browser --detached
また、Powershellで以下実行することでUbuntuターミナルを開かずに起動できます。
wsl -d Ubuntu -- ~/.local/bin/claude-science serve --port 8765 --no-browser
URLは以下で取得し、Windowsで使ってるブラウザに貼り付けて使用します。なお、URLは起動のたびに変わるようなので、ブックマークはできないみたいです。
claude-science url
おわりに
導入自体はぽちぽちしていくだけなので意外とあっさりと行きましたが、毎回URLを発行する必要があるなど使い勝手がもう少しだなというところです。まだβ版みたいなので今後に期待したいと思います。
また、今回は自宅のデスクトップPCにインストールしたのですが、SSHで外出先からでも使えるようにしたいですね。できたら次回書いてみたいと思います。