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新人エンジニアが半年間OSSコントリビュートに挑戦した結果と感想

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去年の7月くらいからOSSコントリビュートに挑戦しています。
挑戦するに至った経緯や結果などを記したいと思います。

OSSコントリビュートとは

GitHubに公開されているOSSに対してプルリクエストやイシューを投げたり、自分でOSSを開発して公開するといった活動のことです。
私が挑戦したのは、GitHubで公開されているOSSにプルリクエストを送る活動です。

きっかけ

きっかけとなったのは、私が働いている会社で週1回行われる新人研修でした。その時の研修はGitHub研修でIntroduction to GitHubを実践しながら、GitHubの使い方を学ぶというものでした。
入門編は基本的な操作を学ぶというものでしたが、研修を担当している社員の方が時間に余裕がある人向けに応用編を用意してくれていました。

それが、OSSにプルリクエストを送ってみようという内容だったわけです。

プルリクの内容は、YoutubeのURL修正でした。

「え、OSSのコントリビュートってこんな簡単なの!?」と思いましたが、プルリクを送ったあとで、YoutubeのURLを直してしまうと見れなくなることがわかったので、自分でCloseしましたw

今思えば、自分でCloseはしたものの、手軽にプルリクエストを送れたことが大きなきっかけになったと思います。

マージされるまで挑戦

悔しかったので、過去に自分が使ったことがあるOSSを探しました。
そのときは、1.0がリリースされたばかりのNimのREADMEを読みました。

読んでいくとある単語のスペルが気になり、調べてみるとその単語だけイギリス英語のスペルになっていることがわかりました。
意味はわかるし、修正はその単語1つだけだったので、プルリクエストを送るか少し悩みましたが、思い切ってプルリクを送信しました。

すると、、

1-2時間後にマージされてました!!


※そのときのプルリクエスト

プルリクエストを送ったOSS

マージされたのがとても嬉しかったのと楽しくなってきたので、他に修正できそうなOSSを探しては次々にプルリクエストを送りつけました。

この6ヶ月でプルリクエストを送ってマージされたGitHubのリポジトリです。

マージされなかったのも含めると20件くらいプルリクエストを送ったと思います。

挑戦してよかったこと

こんな自分でもOSSに貢献できることがわかったこと

1年前の私は、優秀なエンジニアでないとOSSコントリビュートなんてできないと思っていました。
そんな私が社内研修や他の人のプルリクエストの内容を見る中で、ドキュメント修正という形でもOSSに貢献できたことが自分にとって大きな発見だったと思います。

ドキュメントを読む中でOSSの理解や英語の勉強になった

私は仕事で触れたor最近気になったOSSを中心にコントリビュートしているのですが、自然とドキュメントを理解しようと精読するようになりました。
こだわりとしては、英語は苦手ではないので、なるべくGoogle翻訳を使わずに理解しようとしています。
取り組んでいく中で段々とOSSのハードルが下がっていったと実感しています。

今後挑戦したいこと

ズバリ、、

バグ修正のプルリクエストを送ってマージされる
です。

今までのプルリクエストの内容は、typoや文法の修正といったドキュメント修正がほとんどです。
OSSを使っていく中で発見したバグやIssueにあるバグを修正するプルリクエストを送って、コントリビュートしたいと思います。

最後に

OSSは怖くない!

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