伝わるデザインの基本 増補改訂3版 よい資料を作るためのレイアウトのルール | 高橋 佑磨, 片山 なつ |本 | 通販 | Amazon の読書感想文です。
Designとデザインと設計 - Qiita
デザイン(英語: design)とは、審美性を根源にもつ計画的行為の全般を指すものである。意匠。設計。創意工夫。
のデザインの話である。
伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン
感想
- 無意識で選り好みしている部分を辞典のようにまとめている本。
- 図表が大量で視覚的に分かりやすい。
- お絵かきをしたくなってくるが、描いたあとにチェックリスト的に使うのが便利かもしれない。
- 法則
- [法則1]余白を十分にとる
- [法則2]揃えて配置する
- [法則3]グループ化する
- [法則4]強弱をつける
- [法則5]繰り返す
- Before After 的な成果
要点
1章 書体と文字の法則
- 1-1 書体の基本知識
- 1-2 個性的な書体は避ける
- 1-3 読ませる文章での書体選び
- 1-4 見せる文章での書体選び
- 1-5 より美しいフォントを選ぶ
- 1-6 判読性の高いフォントを選ぶ
- 1-7 太字と斜体の使い方
- 1-8 おすすめのフォント
- 1-9 欧文フォントの使い方
- 1-10 和文と欧文が混ざる文章
- 1-11 数字の強調
- 1-12 約物の取り扱い
- 1-13 文字は歪めない,飾りすぎない
- チェックポイント
- 目的に会った書体
- 長文
- プレゼン用
- 英数字
- 目的に会った書体
第2章 文章と箇条書きの法則
- 2-1 文字の配置(文字組)
- 禁則処理を使いこなす
- 2-2 文字の大きさと太さ
- 2-3 行間の調節
- 0.5~1文字 が適切
- 初期設定は欧文用
- 2-4 字間の調節
- 2-5 行頭を左揃えにする
- 2-6 箇条書きの作り方
- Ctrl+Shift+Enger
- 2-7 小見出しのデザイン
- 2-8 段落間隔で見やすく
- 2-9 改行位置に注意を払う
- 2-10 インデントは本当に必要!?
- 2-11 行長を長くしすぎない
- 2-12 段組で紙面と時間の節約
第3章 図とグラフ・表の法則
- 3-1 図解を使ってわかりやすく
- 3-2 「囲み」を使いこなす
- 3-3 角丸四角は慎重に
- 角丸四角の丸みの修正と統一
- 3-4 オブジェクトの装飾
- 枠と塗りの両方に色を付けることはしない
- 3-5 矢印の使い方
- 既存の装飾は派手すぎる
- 3-6 囲みと文字の組み合わせ方
- 3-7 図解を見やすく,美しく
- 色を増やさない
- 3-8 画像の基本知識
- 3-9 ラスター画像の扱い方
- 3-10 ベクター画像の構造
- 3-11 図に説明を入れる
- 3-12 数値データの示し方
- 3-13 グラフの作り方
- 3-14 応用的なグラフ
- 3-15 表の作り方
- チェックポイント
- 図解はできるだけシンプルにする
- 色は、枠線 と 塗り のどちらか
- 影、グラデーション、立体感 は取り除く
- 図は見やすく加工する
- グラフや表は、直感的に理解できるように編集する
- ここでもフォント
- 図解はできるだけシンプルにする
第4章 レイアウトと配色の法則
- 4-0 レイアウトの目的と5つの法則
- すべての配置に必然性を
- 4-1 [法則1]余白を十分にとる
- 4-2 [法則2]揃えて配置する
- 輪郭、背景を揃える
- 4-3 [法則3]グループ化する
- 4-4 [法則4]強弱をつける
- 4-5 [法則5]繰り返す
- 4-6 情報の構造に即したレイアウト
- 4-7 視線の流れを意識したレイアウト
- 4-8 写真や図の扱い方
- 4-9 余計な要素やノイズを減らす
- 4-10 囲みすぎない,丸めすぎない
- 4-11 配色の基本
- 4-12 色の選び方の基本
- 4-13 色の組み合わせ
- 4-14 文字色と背景色の組み合わせ
- 4-15 色の決め方
- 4-16 色覚バリアフリー
- チェックポイント
- 余白をとる
- 揃える
- グループ化する
- 強弱をつける
- ルールを守る
第5章 実践
- 5-0 ルールを守り通す
- 5-1 プレゼン用のスライド
- 5-2 企画書や大判の発表資料
- 5-3 文章がメインの書類
- 5-4 掲示物やチラシ
まとめ
図表が豊富で辞典的に活用できるのが醍醐味かもしれない。
以上です~