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3級 テクニカルライティング試験。
勉強の記録
「日本語スタイルガイド 第3版」を読んでいるので、その技術要点と基礎 - Qiita
日本語スタイルガイド集中読破
セミナーにおいて、この「日本語スタイルガイド」がすべてとの理解。
3級 テクニカルライティング試験 とは
使用情報の作成に携わる人々だけでなく、実用文の作成に役立つ日本語の文章表現技術を高めたいすべての方々を対象とする試験です。
営業やエンジニアなど文書を仕事の対象としてなくても、文書は作成します。仕事で扱うすべての文書は、必ず誰かに向けて発信されるものです。しかし、文法や文の知識だけでは文書は作成できません。何のために、何を、どう説明するか、もう一度日本語を見直し、伝わる文書力を磨きましょう。
学習手順
伝わる文書力を磨きましょう。
端的に2つです。
- 「日本語スタイルガイド」を手に入れて読む。
- セミナーに参加してみる。
- 日本語スタイルガイド
- セミナー
出題内容やポイントなど、上記がすべてだったな...、という感想です。
助詞「へ」と「に」の違いや、算用数字・漢数字の使い分けなど引っかかりやすい問題、
あるいは製造物責任法など、暗記力勝負の項目もあります。
受験当日の記録とちょっとしたメモ
- 受験者層は下は大学生から上はベテラン技術者に見える方まで、男女も半々くらい。
- 選択式半分記述式半分、というテストです。
- 鉛筆で丸付けするテストで、昔ながらの実地テスト方式。試験監督各位と、貸し会議室的な会場。少々懐かしい気持ちに...。
- 当日の感触的には7割は自信持って埋められたので、「まー受かってんじゃないすかね〜?」と考えていた。結果合格。ありがたや。
- 我々のようなシステム屋さんの受験も増えているだろう。もう少し試験自体をシステム化してほしいなみたいな、昔の工業製品のマニュアル作成検定から引き継がれているのかな、等、感じる検定試験でした。
- ちなみに自分の会社では資格試験補助制度があるのですが、申請のために受験料の領収書をいただく必要があり、協会にメールで問い合わせて発行をお願いしました。昔ながらの感覚です。
ポイント
- ちょっとした引っ掛け出題ポイントなどを、セミナーで確認できて非常にわかりやすかった。
- 例えば
- 漢数字と算用数字の使い分け
- その数字をほかの数に置き換えることができるかどうか考えてみて、ほかの数に置き換えられない場合は漢数字を使う。
- ですます調、である調
- ですます: 操作手順
- である: 見出し、図表内の説明、図表のキャプション
- 能動態、受動態
- 人間が主語。「マウスポインターを合わせ、クリックします」
- クリックすると、「確認メッセージが表示されます」
- 主語述語
- ねじれ文
- 「は」と「が」を区別する
- 格助詞、主体・主格・対象の「が」: 「利用者が変更を行う」
- 副助詞、主題・対象: 「このシステムは」
- 「に」と「へ」を区別する
- 漢数字と算用数字の使い分け
- 等など : 日本語スタイルガイド集中読破
参考記事
TC技術検定3級を受けてみた|Chino|note
3級テクニカルライティング試験[TW]を受験してみた | をにが部屋からノと出より
テクニカルライティング3級を受けてみた - アフロ de 派遣
なぜ、11日間のお勉強でテクニカルライティング3級が合格できたのか? - アフロ de 派遣
以上です~