サポート終了公式
The future of Internet Explorer on Windows 10 is in Microsoft Edge | Windows Experience Blog
追記: Internet Explorer 11 はサポートを終了しました。長年のご愛顧ありがとうございました。 - Windows Blog for Japan
日本語
「皆様への影響について」 (抜粋)
法人で Internet Explorer をご利用されている場合は、Internet Explorer ベースの Web サイトやレガシ アプリを、組織内でご利用頂いている可能性があります。実際、企業が保有するレガシ アプリの数は平均で 1,678 個と言われています1。IE モードを使用すれば、Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了日以降も、Internet Explorer ベースで構築されている 組織内の Web サイトやアプリをMicrosoft Edge 上で利用できます。
Microsoft Edge の Internet Explorer モードは、少なくとも 2029 年まではサポートする予定です。
IE モードはいつまでサポートされますか?
IE モードは、Windows クライアント/Windows Server/Windows IoT の各リリースのライフサイクルに準じ、少なくとも2029 年までサポートいたします。サポート終了日の 1 年前にはマイクロソフトから告知する予定です。Windows のサポート期限は製品ライフサイクルのページに掲載しています。
製品およびサービスのライフサイクル情報の検索 | Microsoft Docs
IPA 「Microsoft 社 Internet Explorer のサポート終了について」
Microsoft 社 Internet Explorer のサポート終了について:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
デスクトップアプリが受ける影響
IEそのものを利用していなくても、IE の設定を利用しているケースがある。
IE の管理するインターネットオプションから設定されたプロキシの設定を『利用するか否か』や『どのように利用するか』は各アプリケーションや機能の実装内容に依存します。
例えば、以下のようなシナリオが考えられます。
IE と同様の通信モジュールである wininet.dll を利用しており、IE で設定された値をそのまま利用している
wininet.dll は利用しているが、プロキシの設定については独自の実装を行っており別に管理されている
サービスなど向けに用意されている winhttp.dll を利用しており、IE の設定を参照しその値を利用するようにしている
winhttp.dll を利用しているがサービスとして動作しており、(IEでプロキシの設定を行った)ユーザーの権限で動作しないため他の設定を (netsh コマンドで設定されたプロキシの値)が参照される
wininet/winhttp のいずれも利用していないが、プロキシの設定は IE の設定値をレジストリから参照しその情報を利用している
wininet/winhttp のいずれも利用しておらず、完全に独自の実装が行われている
アプリケーションなどの実装によっては動作シナリオによって動きを柔軟に変化させられるよう上記の中の動作を組み合わせられていることなどもあります。
これに関しては以下を参考にIE以外から設定をすることはできるようだ。
Wininet がIE無しで動作しないような例もあるが
Twitter上では Wininet は残るとの見解も示されている。
その他
当の Microsoft 社が IE を技術的負債をもたらすものとまで表現している。
「IEを既定にしないで」
「IEのデフォルト使用は危険」とMicrosoft公式ブログが言及 | ギズモード・ジャパン
「IEを使わないで」ではなくて「IEを既定にしないで」:山市良のうぃんどうず日記(148) - @IT
The perils of using Internet Explorer as your default browser - Microsoft Tech Community
(以下DeepL翻訳です)
「既定のブラウザとしてInternet Explorerを使用することの危険性」
執筆者 クリス・ジャクソン
クリス・ジャクソン
公開 02-06-2019 08:01 AM 1.2M Views
2019年3月12日更新:この記事を公開してから、Internet Explorerの将来についてお客様からご質問をいただきました。私たちは、Internet Explorerがサポートされ、信頼性が高く、安全なブラウザーであり続けることを約束します。Internet Explorerは依然としてWindowsのコンポーネントであり、インストールされているOSのサポートライフサイクルに従います。詳しくは、https://support.microsoft.com/help/17454/lifecycle-faq-internet-explorer をご覧ください。
(中略)
Enough is enough
2014年にInternet Explorer 11のEnterprise Modeを導入した際、ワイルドカードのサポートを搭載しないという非常に意図的な決定をしました。2001年に始まった「デフォルトによる負債」の連鎖を続けないためにも、必要なサイトはすべて追加しなければなりません。しかし、あなたは今、当時よりもさらに忙しくなっているでしょう。実際、あなたが2001年にテクノロジーの仕事をしていたとしても、多くの人はそうではないでしょう。
私たちは、最初のブラックリストの作成を簡素化しなければなりませんでした(デフォルトではなく、例外的なレガシー)。まず、Enterprise Site Discoveryを開始し、エンドポイントからこのデータを収集できるようにしました。次に、Windows Analytics Site Discoveryの同様の機能を有効にし、新たなインフラストラクチャとプロセスを構築することなく、このデータを収集できるようにしました。最初のリストができたら、あとはモダナイゼーションに合わせてサイトを削除していくだけです。
ブラックリストによるアプローチ(例外的なレガシー)を簡単に行えるようにすることで、ホワイトリストによるアプローチ(デフォルトのレガシー)から脱却することができました。
なぜ、今まで通りにしてはいけないのか?
では、なぜレガシーに対するアプローチを逆転させることがそれほど重要だったのでしょうか。なぜなら、そうしなければ、あなたが思っているよりも早くプレディケーションに陥ってしまうからです。
2022.01 追記
2022.02 追記
とうとう「Internet Explorer 11」のサポートが(ほとんど)終了、27年の歴史に幕 - 窓の杜
ひとまずリンク集ですが、参考になればさいわいです。