一人(+α)アドベントカレンダー4日目。
Kotlin+RoboVMで挑むクロスプラットフォーム開発試行錯誤。
本日は、モックアップ実装の準備作業として、普通のwebサイトからwebAPIを作成する。
#1) 無料ツールKimonoでwebAPI
無料で使えるシンプルなツールKimonoを用い、Uberニュースウォッチのweb APIを作成する。
Kimonoの基本は、以下の記事を参考にして欲しい。
kimonoの使い方 基礎編
(#使い方はシンプルだが、DOM解析に基づきAPIを生成する技術はすごい)
#2) Uberをウォッチしたい個人的理由
シェアの経済の代名詞となっているUber。他のシェア系ベンチャーもUberとの比較で語られる事が多い。
そのため、UberでGoogleニュース検索をすることで、シェア経済関連と関わるニュースを容易に見つけることができる。
例えば、ロサンゼルスで先月開催されたという、コネクテッドカーエキスポの記事。
自動車業界の人間ではない自分が、Uberという語を通じ、コネクテッドカーエキスポというイベントの存在を知り、さらにコネクテッドカーが、IT業界と自動車業界とをつなぐ商談のバズワード(?)として機能していることも想像できた。
グーグルとアップルがそれぞれのプラットフォームを持ち込もうとしているコネクテッドカーの領域は、今後、クロスプラットフォーム開発の主戦場のひとつだろう(グーグルcar ✕ iPhone、または、その逆 etc)。
そして、そもそも、クルマをインターネットにつなぐ目的に、情報のシェアや、シェアの経済が含まれる。例えば、共働きの子育てにちょっとの便利と安心をもらたす以下のシェアサービス:
HopSkipDriveは小さな子供を持つ親向けのカーシェアリングサービス。Uberなどが急速に普及するアメリカにおいて、忙しい両親が子供の送り迎えにも利用できるように開発された。ドライバーは5年以上の子育て経験が必須で、子供を乗せたクルマが今どこを走っているのか、どれぐらいの速度で走っているのかなどをスマートフォン上でリアルタイムに確認できる。 #前出:コネクテッドカーエキスポの記事より引用。
音声アシスト等を用いたコネクテッド・カーならではのUX、高度なAI技術が駆使された自動運転など技術は、こうした便利と安心といった目的のためにある。Uberは、シェアの経済を形成するエコシステムのハブとなりうる存在であるがゆえに、そのニュースをウォッチしたく思っている。
#3) web APIの作成
##対象URL
今回の試作品は、webAPIスタートアップKimonoについてもかなり早い段階で紹介記事を書いてくれている、 The BridgeからUber。「起業家と投資家を繋ぐ」、意識高い系(?)テクノロジー系ニュースの代表格だ。
だいぶ大上段に構えた後になんかせせこましい感じだが、
せっかくなので、Uberに関する新着情報をJSON等で収集するAPIとした。JSON版ではこんなふうにデータが集まる:
"collection1": [
{
"title": {
"href": "http://thebridge.jp/2015/12/chinas-ride-hailing-giant-didi-to-roll-out-ubereats-style-program-with-ele-me",
"text": "中国の配車アプリ大手Didi(嘀嘀)がEle.me(餓了麼)と提携、UberEATS風のフードデリバリをローンチか"
},
"text": {
"alt": "",
"src": "",
"text": ""
},
"index": 1,
"url": "http://thebridge.jp/?x=0&y=0&s=uber&post_type=post"
},
{
"title": {
"href": "http://thebridge.jp/2015/11/gojek-driver-strike-fizzled-driver-discontent-settled",
"text": "インドネシアの〝オートバイ版Uber〟Go-Jekのドライバーがジャカルタでデモ——Go-jek経営陣も反論"
},
"text": {
"alt": "",
"src": "",
"text": ""
},
"index": 2,
"url": "http://thebridge.jp/?x=0&y=0&s=uber&post_type=post"
},
{
"title": {
"href": "http://thebridge.jp/2015/11/lyft-is-reportedly-raising-500m-at-4b-valuation",
"text": "Uber のライバル Lyft が時価総額40億米ドルで5億米ドルの資金調達を行う模様"
},
"text": {
"alt": "",
"src": "",
"text": ""
},
あれ、textカラムは機能していないかな。。。もう少し調査が必要か
せっかくなので、日本語と英語それぞれの情報を取得する。
お試し版では、以下のURIの有効期間は30日以内だが:
作成したuber関連ニュースAPI(英語版):
https://www.kimonolabs.com/api/40jren6w
作成したuber関連ニュースAPI(日本語版):
https://www.kimonolabs.com/api/efe3h48u
日本語の記事と英語の記事の内容・新着順はそれぞれ異なっている。
両者は補いあう関係にあるのかな。