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Jenkinsでスレーブのテンポラリの参照を変更する

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Jenkinsにおいて、マスターとスレーブでサーバを分けて運用するのはよくあることです。その際、スレーブのディスクが少なくなるとノードがオフラインになってしまいます。workspaceを別パーティションの領域にする場合、ディスクの参照先も変更しなくてはいけません。
今回はそんな場合のディスクの参照先の変更方法を紹介します。

まず、スレーブのworkspaceの領域を変更する場合です。ノード -> NODENAME のリモートFSルートに、スレーブで使用したいディレクトリを指定します。例えばスレーブがWindowsのばあい、ここにD:\hudson-slaveと入れてやれば、このノードで実行したジョブのworkspaceはD:\hudson-slave以下に作成されます。

次にマスターがディスク容量を監視する先を変更します。一見、リモートFSルートに指定したD:\hudson-slaveを見ていそうですが、どうやらそうでもないようです。
参照先を確認したい場合は、ノード -> NODENAME のシステム情報にあるjava.io.tmpdirに表示されます。
で、ここを変更するにはスレーブ側でslave.jarを実行する場合に -Djava.io.tmpdir=D:\ とオプションを渡してやると、任意の場所を指定する事が出来ます。こんな感じ。

java -Djava.io.tmpdir=D:\ -jar slave.jar -jnlpUrl http://localhost:8080/computer/NODENAME/slave-agent.jnlp

workspaceをC:以外の別のパーティションにした場合等は参考にしてみてください。

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