ClamAVをデーモン化する必要がでてきたのでwebで調べてみると「Clamdをインストールしろ」、「ClamdはRepoForgeからゲットできるぞ!」といった記事がたくさん出てくる。ということでさっそくインストールしてみる。
rpm -ivh http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.3-1.el7.rf.x86_64.rpm && yum -y install clamd
・・・?
インストールできない??
repoforgeにアクセスできない???
サーバが落ちてるのか????
~~次の日~~
まだ落ちてる・・・
~~さらに次の日~~
アクセスできない!!
ちょっと調べてみると以下のような衝撃な事実が。
RPMForge/RepoForge - This is a dead project. Not maintained. DO NOT USE.
https://wiki.centos.org/AdditionalResources/Repositories
まじかよ。どうしよう。
ということでClamAVをデーモン化する方法を調べたので手順を書き残しておきます。
ここから本題
まずClamAVをインストールします。CentOS7ではClamAVはepel-releaseというリポジトリから入手できるので、こっちもインストールします。
yum -y install epel-release && yum -y install clamav
デーモン化するにはもう一つインストールします。
yum -y install clamav-scanner-systemd
インストールすると以下のコンフィグが作成されるのでコイツを編集します。
vi /etc/clamd.d/scan.conf
とりあえず冒頭のExampleをコメントアウトします(そのほかの設定は適宜)
# Comment or remove the line below.
#Example
サービスが自動起動するようにしておきます。
systemctl enable clamd@scan.service
サービスを起動します。
systemctl restart clamd@scan.service
なお、データべースの更新にはclamav-updateをインストールすればfreshclamが使えるようになります。
freshclamはcronで定期実行してもよいですが、freshclam -dとすればデーモンで起動することができます。