はじめに
2022年11月にAWS Certified SysOps Administrator - Associate(SOA-C02)に合格しました。
SOA-C02から試験ラボが追加されたので、当試験は後回しにしていましたが、逃げてばかりではいけないと思い、勉強した次第です。
同様の試験を受ける方の参考になればと思い、記事を書きます。
結論からお伝えすると、TechStock(koiwaクラブ)の問題集をやるのがオススメです。
SOA-C02について
AWSのアソシエイトレベルの試験の1つでAWS上の管理、運用に関する試験になります。
以下、公式の引用です。
この資格は、組織がクラウドイニシアチブを実装するための重要なスキルを持つ人材を
特定して育成するのに役立ちます。AWS Certified SysOps Administrator – Associate の取得により
AWS 上でのワークロードのデプロイ、管理、運用に関する経験を証明できます。
冒頭でも記載しましたが、SOA-C02になってから「試験ラボ」というAWSコンソールかCLIで行うシナリオ試験が追加されましたので、業務経験がある方のほうが多少有利かと思います。
もちろん、業務経験がない方でも試験対策すれば合格できる試験だと思います。
勉強方法について
教材は参考書とwebサイトを利用しました。
参考書①「AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト AWS認定資格試験テキスト」
各サービスの詳細が十分に書かれているので、AWS経験が少ない人でも読みやすい本だと思います。
SOA-C02対応の本なので、試験ラボに関する傾向や対応策も記載されています。
1度読んだだけで全部覚えるのは大変なので、試験概要をつかむことを意識して読みました。
他にもいくつか参考書は出版されていますが、上記の本だけ読めば十分かと思います。
webサイト①「Tech Stock」
他のAWS試験を目指した方であればお馴染みだと思いますが、Tech Stockの問題集をやるのがオススメです。
SOA-C02の問題集をやるには「有料会員」になる必要があります。
「#01」からやるのがベストですが、後半のほうがSOA-C02の試験に近い内容なので、
後半部分から実施してもよいと思います。
私は下記の流れで実施しました。
①「#50」から最後まで解く。
②間違えた問題を解く。
③①~②をもう一度行う。
④「AWS認定試験本試験モード」をやる。(5回程度)
「AWS認定試験本試験モード」で正解率が90%程度になってから試験を受けました。
Webサイト②「AWS認定 模擬試験」
AWS認定 模擬試験が無料で受けられます。
昔は模擬試験が有料で解説がなく、あまり利用する機会がなかったですが、
こちらの様式になってから無料で問題解説付きになりました。
問題数が10問程度で少ないですが、1度は受けておくのをオススメします。
その他「試験ラボのサンプル問題」
試験の予約をすると、試験ラボのサンプル問題の案内が届きます。
問題の正解、不正解はわかりますが、回答や解説がないのでそこまで優先して実施することもないと思います。
試験ラボが実際にどんな画面で行われるのか確認したい方は実施しておきましょう。
試験について
AWS試験はオンライン試験かテストセンターの受験が選択できます。
オンライン試験のほうが便利ではありますが、
試験当日にネット環境の影響で受験できなくなるのが怖かったのでテストセンターで受けました。
試験の予約は、ピアソンVUEで予約できます。
いくつか条件はありますが、不合格だった場合、同じ試験の受験費が無料になるキャンペーンがありました。
同じようなキャンペーンがまた開催されるかもしれないので、公式情報は適宜確認してみましょう。
選択問題に60分ほど、試験ラボに60分ほど使いました。
選択問題はwebサイトの模擬問題集と似た問題があり、試験ラボは偶然にも業務で経験があった部分でした。
問題数が多く、試験ラボも時間がかかるので、対策していないと試験時間が足りなくなってしまうような気がします。
また、選択問題のあと試験ラボに進むと、選択問題に戻れなくなるので、注意してください。
試験ラボに進むときは、選択問題の見直しも行った上で進むようにしましょう。
結果
試験スコア753点でギリギリの合格でした!!800点後半くらいとれているような手応えでしたが危なかったです・・・
試験結果はテスト終了時にすぐ発表されません。
公式では「5営業日以内」となっていますが、受験して4時間後くらいには結果がわかりました。
当初、試験結果がすぐ表示されると思っていたので、試験結果が表示されず、不合格なのかと思いました・・・笑
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
試験対策を十分にすればAWSの業務経験がなくても対策すれば十分合格できると思いますが、
個人的には、AWS案件の業務経験が1年ほどあったおかげで試験勉強もスムーズに進められて合格できたような気がします。
同様の試験を受ける方の参考になれば幸いです。