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スクラム開発の現場にJoinして失敗した俺が悪い話

Last updated at Posted at 2021-10-23

ほぼノー知識でスクラム開発の現場に乗り込んで失敗した話を書き記します。
「なぜスクラムは上手くいかないのか」「スクラム開発のアンチパターン」などチームにフォーカスした記事はあれど、個人にフォーカスした失敗談が見当たらなかったので書こうと思いました。

はじめに

大前提として、その現場が悪かったとかスクラム開発が悪いとかそういったネガティブキャンペーンをするつもりではありません。
ウォーターフォールと比較して、継続的にプロダクトを作って完成に近づけていくスクラムのメリットは十分理解しているつもりです。
その中で自分が「あ、無理かも」と感じてしまった理由を記して同じ立場に立ってしまった人の救いになれればいいなと思い記します。

概要

AWSを基盤とするインフラ開発の現場Joinし、スクラムメンバーとしてプロダクトを開発する役目を受けました。
結論から言うと2週間のスプリントでベロシティを上げることが出来ず周りに迷惑をかけ辞退してしまいました。
ざっくり原因は下記のようなことが考えられます。

・一つのタスクの時間見積をすることが出来ない。
・タスク完了に直接関係ない作業に時間をかけてしまった
・人に時間を管理されることが苦手

一つずつ見ていきます。

一つのタスクの時間見積をすることが出来ない

バックログから拾ったタスクを自らどれくらいで終わるかを決めてスプリントに含めるわけですが、これが出来ない。
性格なのか病気なのかわからないが、一つの事柄を集中してn時間で終わらせることが出来ないのであります。
気になったらパラレルであれもこれも手を出してしまい、パラレルで進めてしまうので、トータルで見れば早いかトントンなものの、
一つのタスクで見ると当然ほかのタスクのカットインが入ってしまい遅れて見えてしまうのであります。
新着メールやSlackの新しい通知やスレッドが気になってしまって集中できないのです。

タスク完了に直接関係ない作業に時間をかけてしまった

上とも似ているのですが、タスクを進めていると「あれ、これやった方がいいな」とか「見てるドキュメントがあやしいな」という事態があるわけです。そこでそれに手を付けてしまって本来のタスクの目的から逸脱した作業を行ってしまう。その結果タスクが遅れてしまいます。
完全に自分が悪いのですが、カイゼンをした自己満足に駆られなかなか是正することが出来ず、POに叱られつらい思いをしました。

人に時間を管理されることが苦手

恐らくこれが一番直接的な原因かなと思ってるのですが、私は幼いころから人に時間やスケジュールを管理されるのが大嫌いでした。
親に夏休みの宿題の予定を立てなさい。と言われ立てた試がありません。ただ自分のタイミングでしっかり終わらせることはしてました。
今日はこれを何時から何時までやって、次はこれをやって。というのが出来ないです。
人にスケジュールを管理されるのも大嫌いで、あえてスケジュールと違う行動をしたこともありました。「人に」というのは自分も含まれます。
スクラムの現場において当然ながらこれは致命的であり、結果的にベロシティを上げることが出来ず、撤退することになりました。

終わりに

ただ愚痴と言い訳を並べたみたいになってしまいましたが、、、。発達障害や性格上など、どうしてもスクラム開発の現場に馴染めない人がいることもあるというのを多くの人に知ってもらえるとよいかなと思いました。

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