背景
手持ちのMacのディスク容量が小さいので、iPhoneのバックアップで容量が圧迫されて困っていた。そこで外付けSSDにiPhoneのバックアップを取るように設定を変更した。その手順を備忘のために記録しておく。実はこれまでも何回か同じことをやっているのだが、PCを新しくするたびに色々と調べてはピッタリな情報がなかなか出てこないので、次からはこの記事を参考にしたい。(2024/8/13)
手順
1. SSDの任意のフォルダ内にBackupという名前のフォルダを作成する
SSD内に適当にフォルダを作成し、その中に、Backupという名前のフォルダを作成する。
2. ターミナルにフルディスクアクセスの権限を与える
システム設定→プライバシー→フルディスクアクセスからターミナルにチェックを入れる。
これをしないと下でシンボリックリンクの作成時に権限が無いというエラーになる。
3. シンボリックリンクを作成する
/Users/{ユーザー名}/Library/Application Support/MobileSyncフォルダ内に、先ほど作ったBackupフォルダのシンボリックリンクを作成する。
以下のコマンドで作成できる。
ln -s /Volumes/{SSDの任意のフォルダ}/Backup "/Users/{ユーザー名}/Library/Application Support/MobileSync"
4. 後は通常のバックアップをすればバックアップがSSDに保存される。
注意事項
/Library にもApplication Supportというフォルダが存在するが、シンボリックリンクを作成するのはここではなく、/Users/{ユーザー名}/Library の下のものであることに注意。