vue.js (vue.esm-browser.js) には、開発用ビルドと、本番用ビルドが用意されています。
Railsの環境に合わせて、vue.jsの環境を切り替える方法を簡単にまとめたいと思います。
vue.jsのビルドについては公式サイトをご確認下さい。
開発用ビルドと本番用ビルドの切り替え
config/importmap.rb
内で、Rails.envで環境を判定して、pinの切り替えを行います。
CDNを利用する場合
importmap.rb
if Rails.env.development?
pin "vue", to: "https://unpkg.com/vue@3/dist/vue.esm-browser.js"
else
pin "vue", to: "https://unpkg.com/vue@3/dist/vue.esm-browser.prod.js"
end
※ 実際に利用される際は、バージョンを明示的に指定して頂く方が安全です。例)vue@3.2.40
ダウンロードしたファイルを利用する場合
各環境のファイルをダウンロードします。
開発用
https://unpkg.com/vue@3/dist/vue.esm-browser.js
本番用
https://unpkg.com/vue@3/dist/vue.esm-browser.prod.js
ダウンロードした各ファイルを vendor/javascript
フォルダに保存します。
「CDNを利用する場合の設定」の importmap.rb 設定から「to:」をファイル指定に変更して完了となります。
importmap.rb
if Rails.env.development?
pin "vue", to: "vue.esm-browser.js"
else
pin "vue", to: "vue.esm-browser.prod.js"
end