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WSL2+docker+PHPのWindows開発環境構築(1) WSL2編

Last updated at Posted at 2020-02-25

本記事はWindows Insider Previewを使っています。
ご利用は計画的に

ヾ(・ω<)ノ" 三三三● ⅱⅲ コロコロ♪


------------------- ↓ 余談はここから ↓-------------------

関連記事

仕事でdockerを使う機会が増えた。
なぜか知らんがMacを使わされるので大変面倒くさい。
(どこが便利なんだ?これ。)

現在の仕事はPCを持ち込みができるらしいので、
この際Windows上で開発環境を作ろうと思う。

数年前に登場したWSLというものがあって、
それについて記事も書いているが、
順調に進化してこのたびver2となる。
(リリースは令和2年5月頃)
そのときを見据えて今からPreview版を使って環境を作ってみよう。

注意
  • 記事が長くなったのでdocker編は別記事で。
令和2年5月20日追記

WSL2のインストールは以下のようになると発表されました。

C:\> wsl --install

令和2年6月13日追記

Windows 10 May 2020 Update(バージョン 2004、ビルド 19041)が正式リリースされたので、
Windows Preview云々の箇所は後書きへ移動


------------------- ↓ 本題はここから ↓-------------------

事前準備

・Windows Update

前提としてWindowsを最新にしておく。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4028685/windows-10-get-the-update

・Windows Subsystem for Linux のインストール

PowerShellを管理者モードで起動

  1. 「スタート」「Windows PowerShell」「Windows PowerShell」を右クリック
  2. 「管理者として実行」
    2020-02-22 (3)_LI.jpg

以下のコマンドを実行

PS C:\> dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.19041.329

イメージのバージョン: 10.0.19041.329

機能を有効にしています
[==========================100.0%==========================]
操作は正常に完了しました。

WSL 2 に更新する

PS C:\> dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.19041.329

イメージのバージョン: 10.0.19041.329

機能を有効にしています
[==========================100.0%==========================]
操作は正常に完了しました。

そしてPCを再起動! (ここ重要)

(コマンド記述ミスのご指摘をいただき修正)

・バージョンの確認

「コマンドプロンプト(またはPowerShell)」で以下のコマンドを実行

C:¥> ver
Microsoft Windows [Version 10.0.19041.84]

数字が10.0.18917以上なら成功

WSL2のインストール

*デフォルト設定をWSL2にする

wslコマンドのデフォルト設定をWSL2になるようにしておく。
前置きが長くなったがここからが本番。

C:¥> wsl --set-default-version 2
・Linuxを取得

windows Storeで好きなLinux Distributionをダウンロードしておく
ここではベタなUbuntuを選択。
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/ubuntu/9nblggh4msv6
(私はPengwin派)

状態確認
C:¥> wsl -l -v
  NAME   STATE  VERSION
* Ubuntu  Stopped 2

あとは普通にUbuntuを使うだけ。

C:¥> wsl
$ cat /etc/os-release
NAME="Ubuntu"
VERSION=
〜〜〜〜〜〜

さて、次はdockerだ。
WSL2+docker+PHPのWindows開発環境構築(2) docker編


------------------- ↓ 後書はここから ↓-------------------

WSL1からWSL2に変換する

すでにに手持ちのLinuxを使っていて、
WSL2に変えたいときがあるだろう。
変換する手段はあるので慌てずに。

状態の確認
C:¥> wsl -l -v
  NAME   STATE  VERSION
* WLinux  Stopped 1
  Ubuntu  Stopped 2
WSL2に変換
C:¥> wsl --set-version WLinux 2
変換中です。この処理は数分かかることがあります...

もう一度状態を確認してみる。

C:¥> wsl -l -v
  NAME   STATE  VERSION
* WLinux  Stopped 2
  Ubuntu  Stopped 2

WSL2のリセット方法

「アプリと機能」のアプリの詳細から「リセット」するのが定番だったけど、
コマンド一つでできるようになるみたい。

C:¥> wsl --unregister ubuntu

コマンドの後、「スタート」からLinuxを起動すると初期状態になっている。

ターミナルをWindows Terminalに変える

個人的におすすめしたいターミナルがWindows Termminal
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/windows-terminal-preview/9n0dx20hk701
タブ機能が標準で付いている。

powerline対応フォントを入れる

powerlineというPython製のシェルがあるのだが、
それに対応したフォントがある。
https://github.com/powerline/fonts
install.ps1シェルをpowershellで走らせるとフォントがインストールされる

Windows Insider Previewを使う場合

・Previewプログラムに参加

 1. Windows Preview Programに参加
 2. Windows Insider の設定で「開始する」を押下

2020-02-22 (7)_LI.jpg

 3. 「アカウントリンク」より自身のアカウントと紐付ける
 4. 「スロー」を選択
 5. 「再起動」
 6. 「設定」「更新とセキュリティ」「更新プログラムのチェック」を押下
 7. すべてのインストール完了後「再起動」
 8. (「Windows 10、バージョン????の機能更新プログラム」がインストールされるまで6,7を繰り返す)

2020-02-22 (9).png

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