はじめに
2026年4月、AnthropicがClaudeのProプラン(月$20)にClaude Codeを復活させた。
この動きの背景と、AI価格の今後について、毎日Claude Codeを使っている立場から書く。
何が起きたか
Anthropicが新規Pro登録者向けにClaude Codeを外していた。
- 既存ユーザーは影響なし
- 「2%のA/Bテスト」と説明
- しかし料金ページとサポート文書は全て書き換え済み
- ユーザーの反応を見て元に戻した
つまり値上げを検討していたが、反発が大きくて撤回したという流れ。
Anthropicの数字
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 年間売上 | 約4.5兆円(OpenAI超え) |
| EBITDA | -2.1兆円(赤字) |
| 黒字化見込み | 2028年 |
売上4.5兆で赤字ということは、それ以上に未来に投資しているということ。
2つの派閥
「安すぎる」派
- 月2,900円でプロのエンジニア並みの作業ができる
- 外注1案件で数十万のものが月額サブスク
「この値段がバグ」派
- 今の価格が異常なだけ
- 本来もっと高くて当然
- 値上げは時間の問題
今後の価格予測: Netflix化
次に来る流れはNetflixと同じだと考えている。
現在: 1プラン全部入り $20/月
将来:
Lite $10/月(基本チャットのみ)
Pro $30/月(Code + API一部)
Power $100+/月(全機能 + 優先アクセス)
高額プランの価値
従来: 5人雇用 x 月30万 = 月150万円
AI時代: 1人 + AI = 月数万円で同等の出力
エンジニアへの示唆
今すぐやるべきこと
- Claude Code(またはCursor/GitHub Copilot)を業務に組み込む — 価格が安い今のうちにワークフローを確立する
- CLAUDE.mdを整備する — プロジェクトの文脈をAIに教えることで出力の質が劇的に変わる
- 値上げに備えてROIを測定する — 「月$20で何時間削減できているか」を数字で把握しておく
価格が上がっても困らない状態を作る
AIを仕事に組み込んでる人は月1万でも「安い」。
触ってない人は月2,900円でも「うーん」。
同じ値段でも、見え方がまったく違う。その差を作れるのは今しかない。
まとめ
- Anthropicは値上げを検討→撤回した経緯がある
- 売上4.5兆でも赤字2.1兆。現在の価格は持続不可能
- Netflix型の複数プラン化は時間の問題
- 価格が安い今のうちにワークフローに組み込むべき
- ROIを測定して「値上げされても払う価値がある」状態を作る