VS Code でのステージングとコミットの手順
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VS Code を開く
- 手順: VS Code を開きます。プロジェクトのフォルダーを開くためには、メニューから「ファイル」 > 「フォルダーを開く」を選んで、作業したいプロジェクトのフォルダーを選びます。
- 目的: プロジェクトのファイルにアクセスできるようにします。
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変更点の確認
- 手順: 左側のサイドバーにある「ソース管理」アイコン(分岐する線が描かれているアイコン)をクリックします。
- 目的: 「ソース管理」ビューで、どのファイルが変更されたのかを確認できます。ここには変更されたファイルが一覧で表示され、変更内容も見ることができます。
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ファイルのステージング
- ステージングの意味: ステージングは、コミットに含めたい変更を選ぶ作業です。これは「準備完了」のようなものです。
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手順:
- 個別のファイルをステージングするには、そのファイル名の隣にある「+」ボタンをクリックします。これでそのファイルが「ステージされた変更」セクションに移動します。
- すべての変更を一度にステージングしたい場合は、リストの上にある「すべての変更をステージ」ボタン(全体に表示される「+」アイコン)をクリックします。
- 目的: ステージングされたファイルは「ステージされた変更」セクションに表示され、これでこれから行うコミットに含まれる準備が整います。
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ステージングの解除
- 手順: ステージングしたくないファイルがある場合、そのファイルの隣にある「-」ボタンをクリックします。
- 目的: ステージングから外れたファイルは「変更」セクションに戻ります。つまり、コミットから除外されます。
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コミットメッセージの入力
- 手順: 「ソース管理」ビューの上部にあるテキストボックスに、コミットの説明を書きます。例えば、「バグ修正」や「新しい機能の追加」などです。
- 目的: このメッセージは、コミットの内容を説明するためのもので、後で変更内容を振り返るときに役立ちます。
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コミットの実行
- 手順: メッセージを入力したら、テキストボックスの隣にある「チェックマーク」ボタンをクリックします。
- 目的: ステージされた変更がローカルリポジトリに保存され、コミットとして記録されます。これで変更が確定し、バージョン管理が行われます。
これで、VS Code でのステージングとコミットの基本的な操作が完了です。簡単に言うと、ステージングは「保存する準備をする」作業で、コミットは「保存する」作業です。