なぜ多くの資料が2019年か
snap同期を停止する
1年前に2時間ぐらい掛かると書かれていたsnap同期をはじめて2時間過ぎた。当然、あと1年分長くなってしかるべきなので、しかもそれは多分、幾何級数的に増えるだろうと思うので、このまま放っておくというのが常識的なところかもしれないな、などと思いながら、流れていく文字列を読んでいると、ふと、4年3ヶ月1週間、といういたってわかりやすい情報が次々と現れるのに気づいた。洗濯機を回して戻ってくると、それは4年2ヶ月3週間に変わっていた。ちょっと待て、あと4年分もあるのか。というか、これまで何年分処理したんだ。ターミナルをぐいぐい遡って、fullを止めてsnapを始めたところを探す。あった、スタートは・・・6年8ヶ月1週間! まだ2年半しか進んでいない。
私のストレージはまだ1.7T残っている。だから怖いもの見たさでこのまま突き進むというのも、できない判断ではない。だけど、そこから先どうするんだろう。私が参照している本は、もうどうしようもなく「古い」ということが判明している。チカチカ進んでいくDBを見ながら、本の次の章を読んでみるが、「ここさえ越えればあとは楽しそうだ」という予感はみじんもしない。
なにかググるとき、とりあえず記事の日付を見る習慣はわりとしっかりついてきたのだが、本の奥付を見るのは怠っていた。この本だけでなく、ググって行き当たる記事も2019年が多い。きっとこの頃、イーサリアムブームがあったんだろう。そして、その後どうなったか。ブームに参加した人は二極分解したんだろう。この世界の先端を走り、素人の相手をするよりも、もっと専門家の集団内で独自のコミュニケーションを続けている人々と、脱落した人々だ。そして、長くなったチェーンは、もはや「ちょっとやってみよう」という私みたいな人間がたぐり寄せられる重さではなくなったんだろう。
先行者利得というか、参入障壁というか、新規参入はお呼びでない、というか、でも、今またWeb3とかもてはやされて、新しく挑戦しようとする人々は出てくるはずだ。ということは、やっぱり新しい情報で、新しい挑戦をすべきなんだろうな。
問題はもう一つある。最初は順調に緑色の文字が次々と走っていたターミナルに、黄色や赤の文字が現れる頻度が格段に多くなった。
WARN [03-04|11:17:50.697] Database compacting, degraded performance
ERROR[03-04|11:17:51.908] Snapshot extension registration failed peer=62cb56c6 err="peer connected on snap without compatible eth support"
ERROR[03-04|11:17:54.714] Timeout triggered but not reached left="45µs"
まあ、こんな感じ。仕方ない、ともかく同期を止めよう。
さて、どうしよう。やっぱりおとなしくUN/CHAINのスタートを待つのかな。今回の環境設定は使えるかな。使えるといいな。