舳先に立って目がくらむ
mysql1というdart packageに関する情報は恐ろしく少ない。最新アップデートからまだ一月たってないとはいえ、一番最初は3年前だ。でも、もとからMySQLを使っていて新しくflutterに進出してきた人なら、backendのいろんな言語が使えるだろうし、逆にflutterから入って、できるだけ手軽に、カジュアルにモバイルアプリを作りたいなら、firebaseのほうがずっといいんだろう。だから、あんまり人気がないんだろうなと思う。
その数少ない情報をなぞって、ぜんぜんうまく進まないものだから、初挑戦、pub.devのページからGitHubに飛んで、issueを読みあさった。そしたらありますね、私と全く同じエラーが。そして残念なことに、回答してもらえてない。勇気を振り絞って、「私も同じエラーが出ます」と書き込んでみる。
慎重な技術者、仕事として取り組んでいるエンジニアは、あんまり新しもの買いをしないよな、と見ていて思う。私が初心者から脱却できない原因の一つは、たぶん、新しもの好きだ。MySQL5.7の情報ならいっぱいある。SequelProもたくさんある。Flutterを喜び勇んで3に上げたりしなければよかったのかも、とも思う。
でも、タイタニックの舳先に立って海を感じてみたいって、思うじゃない、シロートは。荒波すぎて落ちそうだけれど。笑
急がば回れ
mysql1で検索しまくって、新しく拾ったYouTubeは、なーんと、ポルトガル語。ブラジル最大のflutterコミュニティーの教材らしい。10分から25分のビデオがなんと45本もまとまったdartでbackendシリーズの第30回。
いつもの私だったら、たぶんピンポイントでその回しか見ないんだが、ぱっと見、それでは今までの情報と変わらないようなので、この際、全部見ることにする。といってもポルトガル語なんてわからないので、倍速で見る。とりあえずは写経もせず、ただ見る。ひたすら見る。全画面表示にして、書かれていくコードをひたすら読み続ける。
もちろん、backendとポルトガル語と、両方身につきました〜、なんて甘いことは起きない。でも、いつもと違うパースペクティブでものを見るのも、いい気分転換になる。というか、ほとんど瞑想ですね。
ともかく、Workbenchの回を見て、Sesquelから直でデータを入れてみるとか、あ、こっちならterminalのときと違ってnumbersで作った表をぶち込めそうだとか。
データベースはbanco de dadosという、とか。
さ、明日から気分も新たに、手を動かそう。