この記事は、2014年の覚書をもとに書いています。
やっちまった
家のサーバの調子がいまいち。立ち上げた時にへんな具合になるので、とりあえず日記等々いろいろなものをバックアップしておこうと思って、tarで固めようとした。で、tarの前にいらないものを消していたら、最重要な日記データを消しちゃった。
とりあえず、落ち着こう。
ここで焦ってはいけない。とりあえず、落ち着こう。深呼吸をしよう。
そこでおもむろに、何もHDDに書き出さないようにして、Google先生に質問。質問の項目は
「CentOS rm 復元」
たくさんページが出てくるが、自分がわかりそうなページを見つけたら出てきたページに素直に従う。
まずファイルシステムを確認。
# df -T
これで、ext4 を使用していることを確認。
続いてファイルを削除した時間を確認。
# export HISTTIMEFORMAT="%F %T "
# history
これでコマンド実行時の時間を取得。
続いて復元させるパーティションを読み取り専用に。
# mount -o remount,ro /dev/mapper/vg_www-lv_home
それから本命の extundelete をダウンロードしてインストールするんだけどその前に
# yum -y install e2fsprogs-devel
で、extundeleteをダウンロードする。
# cd /usr/local/src
# wget http://downloads.sourceforge.net/project/extundelete/extundelete/0.2.0/extundelete-0.2.0.tar.bz2"
# tar xfj extundelete-0.2.0.tar.bz2
# cd extundelete-0.2.0
# ./configure --prefix=/tmp/a && make && make install
これで無事に /tmp/a 以下に bin/extundelete ファイルが作成されている。
あとは時間を指定して実行する。先ほど時間を確認したところ30分くらいまえだったので削除されてから一時間以内のファイルのみ復元させる。
変なところに復活のディレクトリ作られても困るので、一旦/rootへ移動。
# cd /root
満を持して復活のコマンド実行。
# /tmp/a/bin/extundelete --restore-all --after $(date +%s -d '1 hour ago') /dev/mapper/vg_www-lv_home
これで RECOVERED_FILES ってディレクトリに復元されている。
確認すると、大切な日記データも復元していた。よかったー。