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Calibreで、自炊した画像ファイルを右開きの電子書籍にする方法

Last updated at Posted at 2020-01-07

事前準備

設定 → 入力オプション → コミックス入力 の画面で、
”コミックスの処理をしない”にチェックをつける。

設定 → 共通オプション → ページ設定 の画面で、

出力プロファイル:Tablet

入力プロファイル:Default Input Profile
余白は上下左右 0.0ポイントに設定する。

設定 → ディスクに保存 の画面で、
”空白をアンダースコアに置換する” にだけチェックをつけ、
”テンプレートの保存”に{title} - {authors}と入力する。

ディレクトリに画像ファイルを入れ、(この際、画像ファイルは英語とアルファベットだけの名前にして、表紙から順に連番にする。)そのディレクトリをzipファイルに圧縮する。 

→ その後、そのzipファイルの拡張子をcbzに変える。

mv -v <変更前のzipファイルの名前>.zip   <変更後のcbzファイルの名前>.cbz

注意:設定を保存するのを忘れないように
注意;画像の名前は半角のアルファベットと数字だけにする。
   文字コードの問題なのか、漢字などの文字が名前に入っているとうまくいかない場合がある。

最初に、左開きの本に変換

”本を追加”のボタンを押して、先ほどのcbzファイルをインポートする。

追加したcbzファイルを選択して、”本を変換”のボタンを押して、cbzファイルをepubファイルに変換する。

”ディスクに保存”で、適当な場所(デスクトップなど)に変換したファイルを保存する。

左開きの本を右開きに変更する。

最初に、epubファイルをzipファイルに変換する。

mv -v title.epub title.zip

できたtitle.zipを解凍する

unar title.zip

解凍した中のcontent.opfファイルを、emacsでもvimでも何でもいいので、エディタを使って、以下のように編集する。

    <spine toc="ncx">
を
<spine toc="ncx" page-progression-direction="rtl">
に変更する。

content.opfを変更したら、再びzipファイルに圧縮し、そのzipファイルをepubファイルにする。

mv -v title_changed.zip title_changed.epub

できたepubファイルを再びcalibreにインポートし、書籍情報をダウンロードしたのちにさらにepubファイルに変換する。(ダウンロードした表紙は、一度変換しないと反映されない。)

すると、元のepubファイルがoriginal_epubになっているため。
右クリック → 本を削除 → 選択した本の指定したフォーマットを削除
を使って、orginal_epubのみ削除する。

その後、”ディスクに保存”で好きな場所に保存する。

追記

この度、私のホームページでもこの内容でページを作成いたしました。
制作者本人なので、転載ではありません。

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