#1 apt-cloneをインストールする
$ sudo apt install apt-clone
apt-cloneは、aptでインストールしたパッケージをバックアップするために必要なパッケージです。
まず最初にapt-cloneをインストールしましょう。
#2 インストールしたパッケージを、空のディレクトリにコピーする。
$ mkdir ~/mypackages
$ sudo apt-clone clone ~/mypackages
まず、mkdir ~/mypackages
で"mypackages"という名の空のディレクトリを作成しましょう。
その後、sudo apt-clone clone ~/mypackages
とターミナル内で実行すると、mypackages
ディレクトリの中に、apt-clone-state-ubuntuname.tar.gz
という名前のファイルが作成されます。
ファイルの名前はお使いのOSによって変わるかもしれません。
作成したファイルはgoogle driveにでも保存しておいてください。
#3 バックアップしたパッケージを、リストアする。
$ sudo apt-clone restore apt-clone-state-ubuntuname.tar.gz
バックアップしたパッケージを再インストールしたいPCに、先ほど作成したapt-clone-state-ubuntuname.tar.gz
を移しておいて、sudo apt-clone restore
でそのgzファイルからバックアップした内容を復元(リストア)しましょう。
以上の方法を使えば、同じ環境を複数のLinux PCで共有することが可能になります。
WindowsやMacのPCを使用している方は、VirtualboxなどのエミュレータでLinuxのOSを作成したり消去したりは日常茶飯事だと思います。
そのさい、一つ一つsudo apt install
で必要なパッケージを逐次インストールするのは手間がかかるので、この記事を活用してくれれば幸いです。