adb backupで 全てのアプリをAPK毎にバックアップする。

adb backupの問題点

※今回adbのバックアップについては言及しません。

adbを使って全てのアプリをバックアップするには -all オプションを指定する事で可能(2016/12/22時点)ですが、この方法だと、install済みのアプリが多い場合は特に、backupfileが巨大なファイルになりえます。

-apkオプションを使えば個別にバックアップ可能ですが、package名を指定する必要があり、一つ一つ手動で指定するには億劫です。

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書いてみた

backup_package.sh

FILENAME="packages.txt"

adb shell pm list package > ./$FILENAME;
echo "packages list output to ./$FILENAME";

cat ./$FILENAME | sed -e 's/package://g' | while read LINE;do
 APKNAME=`echo ${LINE} | tr -d '\r'`

if [ ! -e $APKNAME.ab ]; then

  echo "backup start : ${APKNAME}";
  adb backup -apk $APKNAME -shared -f $APKNAME.ab;
  echo "backup complete :  ${APKNAME} \n";

else

  echo "$APKNAME.ab is already backup. skip this line.";

fi

done

簡単なフローですが、
adb shell pm list package とするとintall済みアプリのpackege名一覧が取得できるようなので、カレントディレクトリに packages.txtとして出力します。
その一覧を元に、{package}.abとしてカレントディレクトリに出力していきます。

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今後改善したい点

adb backup -apk $APKNAME -shared -f $APKNAME.ab; が呼ばれる度に端末側で
backup承認画面が表示され[BACK UP MY DATA]を押す必要があります。
-f 等でこの承認skipできればいいのですが、最適解は見いだせていません。

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おまけ

端末に依存すると思いますが、よくbackupができていないのか 46byteのファイルが生成されるケースが確認できました。
そんな時は再度adb backup を走らせたいので、以下のように50byte以下のファイルを消しています。

find . -maxdepth 1 -size -50c | xargs ls -la

find . -maxdepth 1 -size -50c | xargs rm -f