3月24日(火)、Microsoft AI Tour 2026に参加してきました!
このようなテック系のイベント初参加ということもあり、行く前からドキドキが止まらず、参加後も余韻に浸っております!
興奮冷めやらぬうちにレポートを書きたいと思います!
Microsoft AI Tourとは
主に開発者をターゲットとして、Microsoftが主催しているグローバルなAI関連のイベントです。
日本では2024年が初開催で、今年で3回目だそうです。
参加するには
参加は無料ですが、事前申し込みが必要で、必ず参加できるというわけではないようです。
私は1月28日に申し込んで、約一週間後の2月3日に席が確保されたという旨のメールが届きました。
当日のざっくりスケジュール
- 7:30 受付開始
- 8:20 最初のセッションスタート
- 10:10-11:50 基調講演
- 12:30 弁当配布
- 18:00-18:30 クロージングセッション
- 19:00- 希望者で懇親会?
私は名古屋からの参加でしたが、まさかの7:30という早朝開始…
有明のホテルに泊まったおかげで何とかなりました。遠方から参加される際は会場付近のホテルをおさえることをおすすめします。
7:45くらいに到着しましたが、ほぼ並ばず受付を終えることができました。
弁当配布の列が信じられないほど長く、一度はあきらめました(その後すんなりゲットできた)
参加したセッション
合計6個のセッションに参加しました。特に印象に残ったセッションをピックアップします。
基調講演:日本のAIフロンティアを切り開く (10:10-11:50)
「フロンティア」という言葉が何度も出てきたのが印象的でした。単にAIの新機能を紹介するというより、AIを使ってこれからの働き方や価値の作り方を広げていこう、というメッセージが込められているように感じました。
基調講演の中で印象的だったのは、AIが進化するほど"問いを立てる力"と"意思決定する能力"が重要になるということです。
Closing Keynote - AIと共創するエンジニアの未来 (18:00-18:30)
Closing KeynoteではAnthropicの方が登壇され、Anthropic Economic Indexが紹介されました。これはClaude.aiの匿名化された会話データを分析し、AIが世界の労働市場にどう組み込まれているかを追跡するプロジェクトです。
紹介された指標の一つがAnthropic AI Usage Index (AUI)で、各国の人口あたりのClaude利用量を示しています。日本はセッション時点で33位、2026/3/25現在は35位でした。
面白いなと思ったのは、このデータの出所がAnthropicであり、それをMicrosoftのイベントで聞いているということです。個人的には「AI活用は特定のベンダーやツールの話ではなく、経済や組織の構造変革の話だ」というMicrosoftのメッセージなのかなと考えています。
また、AIでなんでもかんでも作ればいいわけではなく、「お客さんや自分たちが本当に作りたいものは何か?」を定義できる人が強くなる、とのお話もありました。エンジニアとしての技術力だけでなく、「何を作るべきか」を考え抜く力やドメイン知識をもっと磨いていかなければと強く感じました。
Azure CopilotとGitHub Copilotによる運用の進化 (16:15-17:30)
本ワークショップはZava社のSREチームに配属された想定で、AKS上で動くショッピングサイトとその管理ポータルの運用レビューをハンズオンで体験するという内容です。
- Azure Developer CLIでAKS上にデプロイ
- Azure Copilotでログやメトリクスの分析
- GitHub Copilotで構築・デプロイの改善
の流れでハンズオンを行いました。
ボーナスステージでPlaywright MCPでスモークテストを作成したり、Terraform MCPサーバーをGitHub Copilotに接続してIaCを強化する、みたいな内容もあったみたいですが、制限時間内に終わらず、たどり着けませんでした…
セッションでは効果的なプロンプトの書き方として、意図を明確にする、コンテキストを含める、複雑なタスクは分解する、反復して洗練させる、といったポイントが丁寧に解説されていました。
例えば「パイプラインを修正してセキュリティを向上させて」よりも「pipeline.ymlのセキュリティ脆弱性を特定して」「GitHub Advanced Securityを使用して依存関係をスキャンする手順を追加して」と分けて聞くほうが良い結果が出る、という具体例は実務でもすぐに活かせそうです。
自分は今まで何回「いい感じにして」と言ったことか… 反省ですね。
その他
上記以外にも、以下のセッションに参加しました。
- AIエージェントによる製造業のフロンティア (9:00-9:45)
- Foundry IQ × Elastic:多様なデータを活用した自律型AIの実装 (14:40-15:25)
- AIイノベーションを加速するデータ統合と活用 (15:50-16:35)
その他
各企業ブースにキーワードが書いてあり、それを10個以上集めるとピンバッジとペンライトがもらえるというイベントをやっていました。
去年はガチャガチャがあったみたいなので、それやりたかった…
Microsoftが長年使ってきたContosoやFabrikamにかわる新たな架空企業「Zava社」を全面に推し出しているのも印象的でしたね。去年のIgniteで発表されたようです。Zava社のブース?もありました。
JAZUGの方とお話しする機会もあり、コミュニティのイベントにぜひ参加してみてほしい!と背中を押していただきました。
私が住んでいる名古屋ではそこまで開催頻度は多くないようですが、ぜひ次は参加したいと思います!
感想
楽しかった!というのが一番です。SNSで見たことある!!って人がいっぱいいました。
AIについて技術的な知見を得られただけでなく、参加者の熱気を肌で感じてモチベーションがとても上がりました。
私は同期と一緒に回りましたが、彼が企業ブースやMicrosoftのブースでどんどん人に話しかけて質問していく姿は見習わなければいけないと感じました。やっぱり好奇心って最強ですね。おかげでほぼすべての企業ブースを回ることができました。
また、私と同年代の方も企業ブースで説明されており、負けてられないという気持ちになりました!
業務でめちゃくちゃお世話になっているAzure DevOpsについて何か持ち帰れたらと思いましたが、現時点でAzure DevOpsが進化するロードマップはそこまで固まっていないようでした。残念…
個人的な意見ですが、GitHub Copilotとの連携も考えると、コスト増はあるもののAzure ReposからGitHubへのリポジトリ移行も考えなければいけませんね。。。。
さいごに
エンジニアとして技術力を磨くのにフォーカスしがちですが、これからの時代、改めて人間性やコミュニケーション能力、意思決定力が求められるということを再確認しました。
同期がガンガン人に話しかけていく姿や、「何を作るべきかを定義できる人が強い」という話を聞いて、自分に足りないのは技術力よりそっちかもしれない、と思わされましたね。
初めての Microsoft AI Tour、かなり刺激の多い一日でした!
来年も参加できるなら、ぜひまた行きたいです!!
おまけ
戦利品です。個人的にはGitHub CopilotのぬいぐるみキーホルダーとTiDBの鯛ステッカーがお気に入りです。かわいい。

保持しているMicrosoft認定資格にシールを貼っていく、というブースがありました。
やっぱりFundamental系の資格やAZ-104、AZ-305あたりが多いんですね。
