概要
AWSのQuickSightでS3に格納したCSVファイルを可視化する方法をまとめていきます。
すでに調べればいろいろと出てくるかと思いますが、とりあえず自分で実施した内容をまとめてみました。
2021年7月のJADERのデータから被疑薬、相互作用の医薬品について一般名と有害事象の関係を事前に計算したファイルを使用しています。
前回の結果を表示する部分になります。
QuickSight
初期設定
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QuickSightへのサインアップを行います。
- 最初の2か月は無料です。
- また2か月後も1ユーザ、SPICE 1GB分までは無料利用枠あるので、個人でちょっと試す分にはそのまま使えます。(複数ユーザで使ったり容量を多く使って普通に課金が始まるとそれなりの金額になるので注意)
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サービス一覧からQuickSightを選択します。
- QuickSightを開くとAWSのコンソールには戻れなくなるので別のウィンドウやタブで開くことをお勧めします。
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リージョンを使用したいリージョンに合わせます。
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エディションの設定画面が開くので好きな方を選びます。
- 無料枠の範囲で行う場合はエンタープライズエディションがおすすめです。
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引き続き設定を進めていきます。
- リージョンは使用するリージョンに合わせます。
- 無料枠がここに指定したリージョンにつくので間違えないように・・・
- QuickSightアカウント名は任意の名前(ほかと被らないもの)を使用します。
- メールアドレスは自分のメールアドレスを設定
- AmazonAthenaへのアクセスを有効にするチェックボックスは外します。
- こちらはのちの手順で設定するのでいったん外しておきます。
- リージョンは使用するリージョンに合わせます。
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メイン画面に戻ったら右上のアイコンをクリックしQuickSightの管理を選択します。(赤く塗りつぶしている部分をクリック)
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セキュリティとアクセス管理をクリックします。
データセットの設定
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メイン画面に戻ったらデータセットをクリックします。
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新しいデータセットをクリックします。
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接続を検証
をクリックして接続できることを確認したらデータソースを作成
をクリックします。 -
テーブルの選択で以下のようにAthenaで設定したカタログ、データベース、テーブルを選択します。
QuickSightの表示
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上部のフィールドウェルをクリックすればX軸になにを設定するか、Y軸に何を設定するかなどを設定することができます。(ビジュアルタイプによって変わります)
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QuickSightで取り込むと以下のように可視化することができます。
- 今回は棒グラフですが表や円グラフなど用途に応じていろいろ選択できます。
- ↓は薬品名にコロナが入っているものをフィルタリングしています。
- こうやって可視化したグラフなどをページに埋め込むこともできるので、社内のポータルサイトで部ごとの売上をリアルタイムで見たり、稼働時間の偏りがないか?などを見ることも可能です。