RPAツールの中でも低価格で実装できる「アシロボ」
そもそもRPAツール自体が、PCに不慣れたユーザーや初心者にはとっつきにくいイメージを抱かれているように思えます。
業務自動化という言葉だけが先行して、トップダウンでいれたはいいものの、実際は使われないというケースもあるのではないでしょうか。
私自身もそこまでRPAに対しての知識はあるとはいえないのですが、使えると非常に便利なツールだと最近感じるようになりました。
いくつかRPAツールを試してみたのですが、そんな中今回は「アシロボ」を使用してみましたのでご紹介を。
そもそもRPAとは
RPAは、「Robotic Process Automation」ロボティック・プロセス・オートメーションの略語。
簡単に言うと、パソコン操作を自動化してくれるツール/ソフトウエアです。
どういう操作を自動化するかといいますと、データを集計してメールで報告するなど、日々行ってる業務の中でも、
手順やルールが決まっていて、いわばルーチンになっている業務をロボットが代わりに行ってくれるというものです。
人によって左右されない、思考や判断を伴わない業務はロボットに任せて、
人間しかできない業務に専念しようというわけですね。
RPA使用に至った経緯
クライアントへの請求書発行業務に経理部が毎月多くのリソースを割かれていました。
CRMはいれているのですが、数多くのクライアントを抱えると、
CRMに登録する作業自体に多くの時間を要します。
ルーチン業務なので、アルバイトなど人を増やすことも考えました。
ただ、CRM自体はこのまま継続、会社としては業績を拡大を当然目標としているので、
人を増やすことで対応していくというよりも、RPAをいれることで将来的なリソースコスト軽減に対して
RPAツールの活用を決定しました。
ツールの選定
限定的な使い方だったのもあり、スモールスタートが可能であること
アルバイトいれる前提だったので、月々の人件費をみて、だいたいこれくらいなら、、、と
結構ざっくりなんですが予算も決めました、
選定に際しては、3つほどデモツールが用意されているRPAツールにまず絞り、実際何個かは試しました。
何が優れているのかの判断は正直難しかったんですが、
顧客情報を扱う業務でもあったのもあり、
セキュリティリスクをふまえインストール型であるアシロボを選定しました。
アルバイト1人雇うくらいの予算感でみてたんですが、予算面も問題なくクリア。
あとは実際に使う人が経理の人間なのでそこがクリアできるかどうか。
実際使ってみて
デモから試してみたのですが、営業担当の方がついてくれたので、導入は比較的スムーズでした。
(わざわざ担当が説明してくれるとは思わなかった)
シナリオ作成
メモ帳を起動させるためのシナリオを作成してみます
※ログインは割愛で
まずは新規をクリック
メモ帳起動と入力
シナリオ編集画面に
編集を選択したらアプリの起動に
アプリの起動が表示される
実行パスをクリックして起動したいアプリのコマンドを入力
あとは保存して実行
実際見てみる
メモ帳が起動してました
実際の評判は?
プログラムを書くという作業が一切ないので、経理の人も比較的スムーズに導入ができました。
実際の運用の幅も広がりそうで今では他部署でも検討が進んでます。
システム化しても結局は人の手がかかる部分だったのですが、
人件費を想定して設定した当初の予算に対しても、問題なくクリアできたのかなーと思います。
あと結構いじると面白いです(笑)
複雑ながらもルーチン業務になっている業務などいろいろチャレンジしてみようかな
■アシロボ
https://assirobo.com/