紆余曲折、結局ベストな環境にはできなかったものの、なんとかベターな設定で運用を開始しましたのでご報告いたします。
紆余曲折↓
構成
+-----------------------------------------------+
| Cisco 2911 |
| g0/0: IPv4 StaticADDR, NAPT outside |
+-------+ (VLAN10) | brigde 1: g0/1(IPv6 traffic only), vlan10 |
|clinets|----------| bridge BVI1: IPv4 NAPT inside |
+-------+ | IPv6 DHCPv6 client |
IPv4: +-----------------------------------------------+
DHCP from C2911 g0/0 g0/1
IPv6: | | PathThrough(nd, ra)
configure from IPv4 DMZ | | DHCPv6(IPv6 address & DNS)
HG8045Qs RA | |
LAN1 LAN2
+-------------------------------+
| HG8045Q |
| IPv4: DHCP disabled |
| DMZ = C2911 g0/0 ADDR |
| IPv6: ?????? |
| WLAN: OFF |
+-------------------------------+
|
| G-PON
|
+------+
| nuro |
+------+
苦労したところ
IPv4はだましだましなんとかできるのですが、IPv6がクセモノです。本当に。。。
HG8045Q側設定
IPv6 > LANアドレス設定
は前と変わらず。
- ルータ広告を有効にする
- DHCPv6サーバを有効にする
- リソース割り当てモード: 手動
- アドレス/プレフィックスの割り当て方法: SLAAC
- その他の情報の割り当て方法: DHCPv6
- ULAモード: 無効
DHCPv6を使用して、IPv6アドレスを固定する
IPv6 > DHCPv6スタティックIP設定
CiscoのBVI1インターフェースのMACアドレスと設定したいインターフェースIDを設定します。
このページでは予約済みインターフェースIDとIPv6 GUAアドレスを使用してMACにIPアドレスを割り当てることができます。 IPv6 GUAアドレスはLAN側に設定されたインターフェースIDとプレフィックスの組み合わせです。 LANアドレスの取得方法がSLAACに設定されている場合、このページの設定は有効になりません。
クライアントからDHCPv6でのアドレス要求があった場合は例外らしい。
なお、アドレスは「0」を省略して登録できないので、 dead:beef:0:1→dead:beef:0000:0001としないといけない。
なにか気持ちが悪い。
Cisco側設定
前回はDHCPv6-PDでプレフィックスやら何やらをしようとしていましたが、そこらへんの設定が純粋なクライアントとして動くような設定に変わっています。
変更箇所だけ載せています。
interface GigabitEthernet0/1
no ip address
duplex auto
speed auto
bridge-group 1
bridge-group 1 input-type-list 200
!
interface BVI1
ip address 192.168.0.254 255.255.255.0
ip nat inside
ip virtual-reassembly in
ipv6 address dhcp
ipv6 enable
ipv6 nd autoconfig default-route
(config-if)# ipv6 enable |
---|
これでとりあえずリンクローカルアドレスを自動生成してくれるらしい。 |
(config-if)# ipv6 address dhcp |
---|
そのまま。IPv6アドレスはDHCPv6で設定。 |
バグなのか、救われた。
正直、この現象に関してはわけがわからないが、CiscoのWAP150がDHCPv6か静的IPv6の二択で、DHCPv6に初期設定されていたことで、前から気になっていたよくわからないIPv6アドレスが、IPv6 > DHCPv6情報
の一覧に入っていた情報と一致していたので、これはと思ってやってみたらできた。