#はじめに
裏でたまにティラノスクリプト・ティラノビルダー用のプラグインを制作しています。
この記事では各プラグインを紹介しています。
当然ですが、ティラノスクリプト用プラグイン、ティラノビルダープラグインと言っても双方で流用出来ます。
ティラノビルダーのプラグインの場合、GitHubのtbpをダウンロードしてビルダー側でプラグインを読み込んでください。
#【重要】注意事項
これらのプラグインはMITライセンスとして配布しているので、その範囲の使用であれば問題ありません。
またプラグインの使用にあたって問題が発生してもこちらは関知しません。
(エラーとかが発生した場合、コメントに書いてくれれば対応するかもしれませんが、見当違いのコメントは完全に無視します)
最後に、利用の際は必ずREADMEを御覧ください。
#プラグイン一覧
##キーイベントプラグイン
標準で設定されているkeyConfigとは別にキーイベントを設定するプラグインです。
各イベントにはnameを指定することができ、[clear_key_event name="XXX"]で指定した[key_event]を削除することができます。
ただしここでのnameはhtmlのクラスとは別です。
このプラグインの使いどころとしては、ESCキーによる常時強制終了や、方向キーによる細かな指定、ムービー中のクリックないしEnterキーによるスキップ等々。
標準のkeyConfigは[stop_keyconfig]で処理が使えなくなったり、またゲーム中に処理を書き換えるのが少々面倒だったり、なにより個人的にキー操作による[jump]が出来たらなぁって思っていたので作りました。
まだまだ改善余地があるのでちまちま更新する予定です。
またfunction.jsには自由に関数やオブジェクトを記述しても大丈夫です。
このプラグインを導入すると、
- [key_event]
- [clear_key_event]
- [make_key_event]
の2つのタグを使えるようになります。
◇ 履歴 ◇
2021/04/16 windowオブジェクト/documentオブジェクトの指定を禁止
2021/04/14 min化
2021/04/04 init.js統合版(テスト無し)
2020/05/17 [make_key_event]追加
2020/04/10 methodパラメーターにright_clickを追加
コード整理・バグ修正
2020/04/09 elementパラメーター追加
mouseover_expとmouseout_expパラメーター追加
スマホの場合clickを指定した場合自動でtouchstartになるように改良
_SAMPLE.ksと_README.txtを追加
2020/03/26 nameを指定できるように改良
2020/03/25 リリース
##キャラクターマネージャープラグイン
ティラノスクリプトで大量のキャラクターデータを扱う時、
いちいち[chara_new]や[chara_face]、[chara_layer]を記述するのが面倒なので、
それをjsonデータを使って一括で実行するプラグインを作りました。
このプラグインを導入すると [character_manager] のタグを使えるようになります。
なおこのプラグインはティラノスクリプトV4以前のバージョンでは実行出来ないので注意してください。
◇ 履歴 ◇
2020/06/03 実験版リリース
##サークルタイマープラグイン
CSSでサークルタイマーを実装すると、半円で途切れて見えることがあるので
Canvas要素のContext2Dで実装してみました
ただし少し描画が荒い場合があるので悪しからず
このプラグインを追加すると、
[set_circle_timer]
[ctrl_circle_timer]
[make_circle_timer]
以上のタグが使えるようになります。
◇ 履歴 ◇
2020/06/03 実験版リリース
2020/07/08 β版リリース
2020/07/14 canvas系パラメーター追加
2020/07/14 画面比率対応(canvas系・radパラメーを廃止・scaleを追加)
2020/08/03 end_p属性が反映されないバグを修正
##CSVファイル読み込みプラグイン
CSVファイルのデータを二次元配列に変換するプラグインです。
表計算ソフトから出力したCSVファイルのtrue/falseは大文字のTRUE/FALSEになってしまうので、自動で小文字のブール型に変換できるようになっています。
また文字列型の数値を数値型の数値に変換できるようにもなっています。
このプラグインを導入すると、
・[loadcsv]
・[loadcsv_xmlhttp](非推奨)
の2つのタグを使えるようになります。
◇ 履歴 ◇
2020/04/16 リリース
2020/04/17 バグ修正
2020/06/03 リファクタリング
##JSONファイル読み込みプラグイン
単純にJSONファイルを取得するだけのプラグインです。
このプラグインを導入すると、
・[loadjson]
のタグを使えるようになります。
◇ 履歴 ◇
2020/04/16 リリース
2021/04/14 min化
##スキップ禁止プラグイン
シナリオ中でプレイヤーがスキップを実行したり、
予期しないスキップを防ぐために、明示的にスキップを防ぐプラグインです。
このプラグインを導入すると
[noskip]
[endnoskip]
が使えるようになります。
※ ティラノスクリプト版とティラノビルダー版があります。
◇ 履歴 ◇
2020/04/16 リリース
##ページめくりプラグイン
複数の画像を用意し、本のページをめくるように表示画像を変更するプラグインです。
BookBlockというjQueryプラグインを使用しており、導入方法が通常のプラグインとは異なるので注意してください。
このプラグインを導入すると、
・[turn_page]
・[control_page]
これらタグを使えるようになります。
◇ 履歴 ◇
2020/05/16 とりあえず完成
2020/05/21 [make_turn_page]と[clear_turn_page]を追加
##タイムアウトプラグイン
バックグラウンドでタイマーを起動して指定時間後にラベルにジャンプするプラグイン。
中身はただ単純にsetTimeoutを実行しているだけ。
※ ティラノスクリプト版とティラノビルダー版があります。
◇ 履歴 ◇
2020/04/16 リリース
##カーソルがボタンに重なった時のカーソル画像を指定するプラグイン(実験)
ティラノ標準機能でカーソル画像を変えてもボタンに乗ったときにそれが反映されないので、それを可能にするプラグインを10分で作成。.event-setting-element
に対してCSSを指定しているので、他で何が起こるか分からない。
READMEはinit.ks内に直書き。プラグインの導入自体は公式のそれと代わらないので割愛。
◇ 履歴 ◇
2021/02/03 実験版リリース
##Memoryable Glink(実験)
選択済みか否かの記憶を持たせたglinkボタンです。
パラメーターは基本的にはglinkタグと同じですが、選択前のパラメーターは「param_1」、選択後のパラメーターは「param_2」のように「Param名_Num」で選択前・後のパラメーターを差別化することができます。
なお選択後のパラメーターを省略した場合、パラメーターは選択前のパラメーターから引き継がれます。
◇ 履歴 ◇
2021/03/16 実験版リリース
##レイヤ表示順操作プラグイン(実験)
需要がないとは分かりつつも思いつきで実装。
ティラノスクリプトのフリーレイヤないしはメッセージレイヤの表示順を変更するプラグインです。
こまかくテストしていないのでなにかおきても自己責任で。
◇ 履歴 ◇
2021/04/02 実験版リリース
##for文プラグイン(実験)
ティラノでfor文を実装するプラグインです。
このプラグインは荻原氏の for文プラグイン を参考に制作しています。
◇ 履歴 ◇
2021/04/14 実験版リリース