#概要
Canvas要素のContext-2Dで円形のタイマーを表示するプラグイン。
パラメーターが色々あるので _README.txt やこの説明記事を読みながら使用してください。
このプラグインを追加すると以下のタグが使用できるようになります。
- [set_circle_timer]
- [ctrl_circle_timer]
- [make_circle_timer]
#プラグインの読み込み
解凍したフォルダを ./data/others/plugin/
に配置してください。
その後、任意の場所に [plugin name='circle_timer']
と記述することでプラグインの読み込みは完了です。
なお pluginタグ で指定できるパラメーターは name属性 のみです。
#タグリファレンス
##[set_circle_timer]
###概要
サークルタイマーを作成、起動します。
サークルタイマーは一度に複数作成・起動することが出来ますが、name属性は一意のものを指定してください。また起動しているタイマーが多すぎると動作が重くなるので注意してください。
###パラメーター説明
####name【必須】
サークルタイマーの名前を指定してください。この名前は一意のものでなければいけません。
・例
[set_circle_timer name="test1"]
[set_circle_timer name="test2"]
####fix
true / false を指定してください。
サークルタイマーをFIXレイヤーに表示する際はtrueにしてください。
ここで注意として、clearfixタグでFIXレイヤーのタイマーを削除した場合も、ctrl_circle_timerタグでタイマーを削除してください。
[set_circle_timer name="test" fix="true"]
[l]
[clearfix]
[ctrl_circle_timer name="test" content="clear"]
####time
サークルタイマーの最大時間をミリ秒で指定してください。
デフォルトは3000 [ms]。
[set_circle_timer name="test" time="10000"]
####start_time
サークルタイマー起動時、開始する時間を指定することが出来ます。
デフォルトは 0 [ms]。
; 1000 [ms] 時点から開始
[set_circle_timer name="test" time="10000" start_time="1000"]
####storage / target
タイマーが最大時間到達時ジャンプするシナリオファイルないしラベルを指定することが出来ます。
[set_circle_timer name="test" storage="scene1.ks" target="label"]
####left / top
left属性は 表示する円の中心座標の横位置、top属性は表示する円の中心座標の縦位置を指定出来ます。
[set_circle_timer name="test" left="100" top="100"]
####scale
表示する円の大きさを倍率で指定します。
1 を指定すると円が画面いっぱいに表示されます。
デフォルトは 1 です。
[set_circle_timer name="test" left="640" top="320" scale="0.75"]
####front_color / back_color
frong_colorは表示する円前面の色、back_colorは円後面の色を指定出来ます。
色は 0xRRGGBB 形式で指定出来ます。
; 3000 [ms]かけて灰色の領域が広がっていく・青色の領域がなくなっていく
[set_circle_timer name="test" front_color="blue" back_color="0x808080"]
####stroke_color
表示する円・線の枠線の色を指定出来ます。
枠線を表示させない時は none と指定してください。
デフォルトは none。
[set_circle_timer name="test" stroke_color="black"]
####stroke_width
表示する円・線の枠線の幅を指定出来ます。
stroke_color属性 で none を指定している場合は反映されません。
[set_circle_timer name="test" stroke_color="black" stroke_width="5"]
####end_p / end_color
end_p属性はパーセントを指定。end_color属性は色を指定。
例えば 80% と指定した場合、タイマーが 80 [%] 進んだところで円前面の色を end_color属性 で指定した色に変化させることが出来ます。
残り時間が僅かの時に円前面の色を青から赤に変化させる演出が可能になりま。
色を変化させない時は、end_color属性に none を指定してください。
デフォルトは none です。
[set_circle_timer name="test" front_color="blue" back_color="gray" end_color="red" end_p="75%"]
####start
true / false を指定。
true を指定すると、タイマー表示後すぐにタイマーを起動します。
false を指定すると、タイマー表示後、ctrl_circle_timerタグ のcontent属性に start を指定しない限りタイマーは起動しません。
デフォルトは true。
[set_circle_timer name="test" start="false"]
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="start"]
####clear
true / false を指定。
true を指定すると、最大時間到達後に表示しているタイマーを瞬時に消去します。
false を指定すると、最大時間に到達しても表示しているタイマーをそのまま表示します。
ctrl_circle_timerタグの content属性 に delete を指定することで削除できます。
デフォルトはtrue。
[set_circle_timer name="test" clear="false" target="label"]
[s]
*label
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="delete"]
####zindex
レイヤー内のサークルタイマーの重なりを指定出来ます。
デフォルトは 999
##[ctrl_circle_timer]
###概要
set_circle_timerで作成したサークルタイマーを操作出来ます。
###パラメーター説明
####name【必須】
操作対象のタイマーの name をを指定してください。
####content
操作内容を指定します。
指定できる操作内容は以下の通りです。
#####・time
interval_time属性、max_time属性を操作する場合はcontent属性にtimeを指定してください。
[set_circle_timer name="test" time="10000"]
[l]
; 経過時間を 0 に戻す
[ctrl_circle_timer content="time" interval_time="0"]
#####・stop
タイマーを一時停止します。
[set_circle_timer name="test"]
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="stop"]
#####・start
一時停止中のタイマーを起動・再起動します。
[set_circle_timer name="test" start="false"]
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="start"]
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="stop"]
#####・clear
タイマーを停止・削除します。
タイマーが起動中の時に指定してください。
[set_circle_timer name="test"]
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="clear"]
#####・delete
タイマーを削除します。
タイマーが停止中の時に指定してください。
[set_circle_timer name="test" target="label" clear="false"]
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="stop"]
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="delete"]
[s]
*label
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="delete"]
####interval_time
content属性に time を指定時に指定可能。
タイマーの経過時間を任意の時間に操作出来ます。
[set_circle_timer name="test" time="10000" start_time="0"]
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="time" interval_time="9000"]
####max_time
content属性に time を指定時に指定可能。
タイマーの最大時間を操作出来ます。
[set_circle_timer name="test" time="50000" start_time="0"]
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="time" max_time="10000"]
##[make_circle_timer]
###概要
make.ks に記述してください。
これを記述すると、セーブデータをロード時、セーブデータにサークルタイマーの起動が確認されると自動的に復帰されます。
#_SAMPLE.ks
*start
[plugin name="circle_timer"]
[layopt layer="message0" visible="false"]
[layopt layer="0" visible="true"]
[bg storage="room.jpg"]
[set_circle_timer name="test" time="10000" start_time="1000" start="false" clear="false" target="end" left="100" top="50" rad="40" fade_in="true" front_color="skyblue" stroke_color="black" stroke_width="0.5" end_color="red" end_p="80%"]
*timer
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="start"]
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="stop"]
[jump target="timer"]
*end
[eval exp="console.log('end')"]
[l]
[ctrl_circle_timer name="test" content="delete"]
[jump target="start"]
[s]
#履歴
日付 | 編集内容 |
---|---|
2020/06/03 | 実験版リリース |
2020/07/08 | β版リリース |
2020/07/14 | canvas系パラメーター追加 |
2020/07/14 | 画面比率対応(canvas系・radパラメーを廃止・scaleを追加) |