この記事は、AWS(Amazon Web Services) Advent Calendar 2023 1日目の記事です。
概略
- 非エンジニアがAWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01)に受かった話
 - 堕落した大人が試験を受けるとグダグダになるという反面教師にしていただけると嬉しいです
 
ステータス
- ♂
 - ギリ30代(40歳になる世代)
 - 子供は4人(試験に関係ない)
 - 普段の業務はビジネス全般(マーケティング/セールス)
 - 入社は2023年6月、試験は2023年9月
 - 基本情報技術者(FE)は2012年に取得している
- 1回浪人した
 
 
なぜ受験したか
- 
会社でAWSパートナーネットワークに加入するのに必要
- 非技術者(Business)も取った方がいいらしい
 
 - 簡単らしいからまぁいっかと言う感じ
- AWS についてはS3くらいしか名前知らないレベル
 
 
AWS(Amazon Web Services)認定資格とは
AWS 認定 – AWS クラウドコンピューティング認定プログラム | AWS
概要
- AWSのクラウド技術を使用する能力を認定するもの
 - 試験を受験することで、AWSのサービス、設計原則、およびベストプラクティスに関する知識と技術を証明することができる
 
試験カテゴリと難易度
- 
Foundational Level
- 
AWS Certified Cloud Practitioner
- AWSの基本的なサービス、利点、利用シナリオに関する一般的な理解を証明する資格。
 
 
 - 
AWS Certified Cloud Practitioner
 - 
Associate Level
- 
AWS Certified Solutions Architect – Associate
- ソリューションアーキテクトとしてのAWSにおけるソリューション設計能力を証明する資格。
 
 - 
AWS Certified Developer – Associate
- AWSを使用したアプリケーションの開発と維持能力を証明する資格。
 
 - 
AWS Certified SysOps Administrator – Associate
- AWSシステムオペレーションの役割の知識と技術を証明する資格。
 
 
 - 
AWS Certified Solutions Architect – Associate
 - 
Professional Level
- 
AWS Certified Solutions Architect – Professiona
- より高度なソリューションアーキテクトとしての能力と専門知識を証明する資格。
 
 - 
AWS Certified DevOps Engineer – Professional
- AWSを使用したDevOpsの専門的な能力と知識を証明する資格。
 
 
 - 
AWS Certified Solutions Architect – Professiona
 - 
Specialty Certifications
- 
AWS Certified Advanced Networking – Specialty
- AWSのネットワーキングに関する高度な知識と技術を証明する資格。
 
 - 
AWS Certified Big Data – Specialty
- AWSにおけるデータ解析の専門知識を証明する資格。
 
 - 
AWS Certified Security – Specialty
- AWSセキュリティの専門知識とベストプラクティスを証明する資格。
 
 - 
AWS Certified Machine Learning – Specialty
- AWSを使用した機械学習のソリューション設計と実装の知識を証明する資格。
 
 - 
AWS Certified Alexa Skill Builder – Specialty
- Alexaスキルの設計、テスト、およびデプロイに関する知識を証明する資格。
 
 - 
AWS Certified Database – Specialty
- AWSデータベースサービスの設計、移行、および管理に関する知識を証明する資格。
 
 
 - 
AWS Certified Advanced Networking – Specialty
 
AWS Certified Cloud Practitioner (CCP)
概要
AWS認定の中でも1番難易度が低い
2023年9月19日に、CLF-C01からCLF-C02に更新された
- AWSの認定試験の中で最も基本的なエントリーレベルの資格
- AWS歴6ヶ月くらいが目安
 
 - AWS クラウド、サービス、用語の基礎的かつ高度な理解を持っていることを証明する
- AWS クラウドの価値を説明する。
 - AWS の責任共有モデルを理解し、説明する。
 - セキュリティのベストプラクティスを理解する。
 - AWS クラウドのコスト、エコノミクス、請求方法を理解する。
 - コンピューティングサービス、ネットワークサービス、データベースサービス、
ストレージサービスなど、AWS の主要なサービスを説明し、位置付ける。 - 一般的なユースケース向けの AWS のサービスを特定する。
 
 - 詳細
 - 有効期限
- 3年間
 
 
試験範囲 ※CLF-002
- 
第1分野: クラウドのコンセプト (24%)
- クラウドコンピューティングとその利点の定義
 - AWSのクラウドコンピューティングプラットフォームの概要
 
 - 
第2分野: セキュリティとコンプライアンス (30%)
- AWSの共有責任モデル
 - AWSのセキュリティドキュメンテーションの基本
 - AWS Identity and Access Management (IAM) の概念(ユーザー、グループ、ロールなど)
 - AWSの主要なコンプライアンスプログラムと制御フレームワーク
 
 - 
第3分野: クラウドテクノロジーとサービス (34%)
- AWSの主要サービスとそれらの一般的な使用事例(Amazon EC2, S3, RDS, Lambdaなど)
 - AWSのネットワーキングとデータ転送の基本
 - AWSのネットワーク技術とコンポーネント(VPC, Subnet, Security Groupなど)
 - AWSのデプロイと運用のベストプラクティス
 
 - 
第4分野: 請求、料金、およびサポート (12%)
- AWSの価格モデルとコストの最適化の基本
 - AWSのサポートプラン
 - AWSの請求とコスト管理ツールの基本
 
 
最新情報は↓よりご確認下さい。
AWS-Certified-Cloud-Practitioner_Exam-Guide.pdf
受験記
タイムライン
- 6/21 AWSとMTG
- どうやら資格取ったほうがいいらしいぞ
 
 - 7/18 AWSとMTG
- やっぱり資格取らないといけないらしいぞ
 - 9/19から範囲変わるらしいぞ
- 9/19までに受験だ!
 
 
 - 7/28 問題集アプリをDL(無料)
- 試しに10問解いてみるも20%
- 何も分からなくても確率的にこれくらいは取れる
 - これはムリ
 
 
 - 試しに10問解いてみるも20%
 - 7/30 参考書を買う
- カバンにいれて持ち歩く
- 読まない
 
 - 寝る前に枕元に置く
- おまじない
 
 
 - カバンにいれて持ち歩く
 - 8月 試験を申し込もうとする
- アカウント登録よくわからん
- とりあえずアカウント登録はしてみた
 
 - お盆明けくらいの日程申し込もうとするもオフィスの最寄会場はSOLD OUT
 
 - アカウント登録よくわからん
 - 夏休み最終日
 - 9/1
 - 9/2
 - 9/3
- YouTubeをみたらなんとかなる気がしてきた!
【必須資格!?】AWSクラウドプラクティショナーに合格する方法 
 - YouTubeをみたらなんとかなる気がしてきた!
 - 9/4 試験申し込み
- 無勉強だからギリギリに受験しよう
 - 9/18(月)に受験だな
- あれ?イベント(運営側)
 
 - 9/15(金)に受験だな
- あれ?出張
 
 - 9/13(水)か16(土)か
- 出張中の飛行機とかホテルで勉強すれば行けるだろ
- 16日で決定
 
 
 - 出張中の飛行機とかホテルで勉強すれば行けるだろ
 
 - 9/4~9/7 申し込みできて一安心
- 基本的に夜は飲み会
 
 - 9/8 AWS公式動画を見始める
- 15%くらいまで見る
 - 問題集アプリも追加入手
 
 - 9/9 公式動画を見る
- 35%くらいまでみる
 
 - 9/10 公式動画を見る
- 65%くらいまでみる
 
 - 9/11 イベント準備で進まず
- 動画を80%位までみる
 
 - 9/12 飲み会
- 帰ったら0時過ぎていた
 - 出張用意していない
 
 - 9/13 飲み会
- すこしアプリの問題をやる
 - 翌朝のために寝る
 
 - 9/14 出張DAY1~こんなはずじゃなかった~
- 早朝移動
- 参考書読んで気づいたら目的地(
寝落ち) 
 - 参考書読んで気づいたら目的地(
 - 電車の中でたぶんアプリの問題を何個か解いた
 - 夜はホテルで寝落ち
- 朝早すぎて眠たかった
 - お酒のんだのが悪い
 
 
 - 早朝移動
 - 9/15 出張DAY2~追い込み~
- 17時に出発→19時台の飛行機→21時位に空港着→家には23時前着
 - 帰りの飛行機+電車で問題集アプリをみる
 - 帰ってから動画見ていなかった最後のパートを見る
- 残り20%くらいだったけど実質10%しかなかった
 
 - そして公式問題をひたすら解く
- 同じ問題の繰り返しで正答率90%
 
 - 寝たのはオールナイトニッポンが終わる頃
 
 - 9/16 試験当日
- イベントに邪魔だから参考書は家において出る
 - 電車の中でアプリの問題解く
 - 受験する
- 知らない用語出てくる
- 終わった
 
 
 - 知らない用語出てくる
 - 受験後すぐに合格と表示
- 思わずマジで?と声が漏れる
 - 受け終わった時点で点数とはわからない
 
 
 - 9/18 合格メール
- AWS 認定アカウントのマイページから詳細DL
 
 
学習方法
参考書
- カラーじゃないと読まない自信あったらからコレにした
- たぶん↓の方が売れているけど白黒だった
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第2版 (AWS認定資格試験テキスト) 
 - たぶん↓の方が売れているけど白黒だった
 - 効果
- 初期:睡眠誘導剤
- ほとんど読めていない
 - 飛行機の中で読むのがおすすめ
- あっという間に目的地に到着します
 
 
 - 後期:確認するだけ
- 公式動画(後述)とか問題解いて理解できないところを読む感じ
 
 - 結論:おまじない
- 読まなくても持っているだけで精神が安定する
 
 
 - 初期:睡眠誘導剤
 
動画 ※おすすめ
- AWS
Self-paced digital training on AWS - AWS Skill Builder- 講座を見つけるのに時間かかる
 - 概要を手っ取り早く掴むのにちょうどよかった
 - 基本1.25~1.5倍で見るのがおすすめ
- ながらではなくしっかりみる
 
 - 
3人の語り部のうち1人は髪型がいつも違う
- そしてゆっくり喋る(1.5倍速以上推奨)
 
 - 最終認定テストを正答率90%でるまでやるだけでなんとかなる?
 
 - Udemy
【CLF-C02版】これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験問題300問付き)- 
使っていないからわからない
- 高効率らしい
- 自分は時間ないからやらなかった
 - 問題もたくさん入っているから良いんだと思う
 
 
 - 高効率らしい
 - 定価は2,400円
- セールの時が狙い目
 - きっと会社出してくれると思う
 
 
 - 
使っていないからわからない
 
問題集
- AWS公式
Self-paced digital training on AWS - AWS Skill Builder- 問題20問しかない
 - どういう感じか掴むためだけにやるのはあり
 - 自信をつけるにもあり
 
 - Udemy
【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)- 使っていないからわからない
 - 定価は2,400円
- セールの時が狙い目
 
 - 講習にも300問ついてくるからいらないかも?
- 余裕あるならやってみると良い
 
 
 - スマホアプリ(iOS)
AWS認定 クラウドプラクティショナー模擬試験- 無料でできる
- 60問くらい
 
 - 問題追加で有料(900円)
- 450問題以上を収録
 
 - かなり網羅的100点目指すならひたすらやると良いと思う
- CLF-002対応ではないけど使えそう
 
 - 分野ごとにテストできない
AWS Cloud Practitioner対策 - 無料でできる
- 60問
 
 - 問題追加で有料(600円)
- +40問を収録
 
 - 本番に近い感じ
 - 分野ごとに学習できる
 - 問題数は少ない
 
 - 無料でできる
 
公式ゲーム
- 日本語版最近公開された!
Self-paced digital training on AWS - AWS Skill Builder
 - 動画は英語なので字幕設定が必要
 
試験会場・雰囲気
- いわゆるテストセンター
- 汚くはない
 - 他の試験も開催している
- 英検もやっていたような気がする
 
 
 - 身分証明書は2つ必要
 - 時計も持ち込めない
 - 写真も撮られる
 - マウスの反応早すぎ
- 自分の環境とは違うので違和感だらけ
 
 - 試験時間は余ると思う
- 90分の持ち時間のうち40~50分で退出できる感じ
 - 受けている時の感覚はも~ダメだ
- 35%:自信あり
 - 20%:たぶんあっている
 - 15%:ある程度絞れた
 - 30%:わからん、適当
 
 
 
試験結果
- 
700/1000が合格ライン
- 732はかなりギリギリ
 
 - 採点基準はわからない
- 65問出題→50問で採点→70%で合格
 - ただしはじめから100点は獲得できているらしい
 - 合格率は高そう
 
 
得られた教訓・所見
- 久しぶりに試験勉強した
- 基本情報試験以来
 
 - 付け焼き刃よくない
- 合格するためではなく、きちんと理解することが目的
 - ていうか飲んじゃダメだよね
 - 基礎知識なくても受かる勉強すれば1週間でどうにかなる
- エンジニアの方なら私よりサービスわかっている状態から始めるので苦労はしないのでは?
 
 - ご利用は計画的に
 
 - 物覚えや集中力を失っていることに気づく
- 若いうちにやっといた方がなにかと楽かと
 
 - それでもなんとなく用語は前より理解していることに気づく
- IAMが自己紹介ではないこととか
 
 - 単語の意味が分かれば推測できる問題もたくさんありそう
- 私の英語力は高校生の息子以下(=苦労した)
 - やっぱり英語は大正義
 
 


